🌈Nowa nowa のあさんが投稿したバイクライフ

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    この投稿が目に留まった方は、長文ですが、最後まで読んでいただき、何か感じていただければ幸いです。


    ここまでGWの楽しかった記事を綴ってきました。
    反面、事故も幾つも目撃したし、ニュースでも腹立たしい事故(事件)が報道されたり…

    前置きはこれぐらいにして…

    私にとってGW最終日となる4日の事。
    ある方と2人でツーリングに出かけたのですが、その方を転倒させてしまいました。

    R367(鯖街道)へ入り、花折峠を下って坊村付近を走行。

    峠付近は結構冷え込んでいて、峠を下って尚、体の冷えが止まらず、防寒のために持っていた服を着ようと思ったのです。

    服を1枚着るだけだから、路肩の広いトコでいいわ…と思い、最寄りのバス停の切り欠きの端へ。
    後方の方に合図して左ウインカーを出し、停止動作に入った時…

    バス停の切り欠き一面に砂が浮いているのに気付きました。

    しかしその時には、後続に車も居たと思います。
    急にウインカーを消してそのまま走ると、後の方が危険と思い、ゆっくりブレーキをかけて停車したんです。

    その時、後で激しい音がしました。
    後の方が、砂に乗って滑って転倒したのです。

    慌てて駆け寄り、バイクを起こし、体の状態を確認。
    その方はゆっくり起き上がると、右鎖骨辺りを気にしていました。
    折れてしまったんです。

    もうバイクを運転出来ないので、救急車を呼びました。
    その直後、駐在さんが来られました。

    付近は集落ではあるけど、おそらく堅田辺りから来るのでしょう。救急車到着までかなり時間がかかりました。
    痛みを堪えたまま、随分待たせてしまったと思います。
    激しい出血があったりとか、意識がなかったりとか、そんな事を考えたら本当に怖いです。

    GW期間という事で、バイクショップはお休みしています。
    バイクはJAFを呼んで運んでもらいました。
    自宅に届けるまで、2時間はかかったと思います。

    その後、すぐに病院に向かいました。
    こちらも連休中で、一般外来はお休み。救急外来には多くの人が居ました。

    緊急性はないとして、腕を三角巾で吊っただけ。折れた鎖骨は後々の手術になるとの事でした。
    手術が決まるまで、折れたままの状態で待たねばなりません。


    【ここで伝えたい事】

    ソロなら相手の心配は無用。自分が可能な限り注意すれば良いです。
    但し、事故に遭っても全て自分で処置しなければなりません。

    大人数なら、予め休憩場所とかを決めておくでしょう。
    その場合は衝動的行動は慎む事になりますね。

    今回の案件で気を付けたいのは、2〜3台の時の、先頭を走る人の行動です。

    敢えて「たら・れば」で言うなら、停まる場所はこの付近幾らでもありました。ちゃんとしかるべき場所に停まれば、また、砂に気付いた時点でやはり停車せずに通過したら、この転倒事故はなかったのです。

    私は基本的にはソロで走ります。
    グループに参加しても、先頭を走る事は滅多にありません。
    だけど、2台で走ればどちらかが先頭になります。

    その時、相手の技量や経験値がどうあれ、衝動的な行動は禁物。
    私の気質は、結構衝動的な行動をとる方です。
    団体行動が苦手で、気の赴くままな旅を繰り返してきた人なのです。
    これが大きく災いしています。

    本件では飛ばしていた訳ではなく、転倒も停まる寸前でした。
    それでも骨折したりなどの大怪我はあるものなんです。

    相手の方は、兎に角頭を下げる私を気遣い、「自分が未熟だった」と言います。
    いいえ、違います。前を走る側つまり、私の判断が甘すぎたのです。

    私と同じように停まれば転倒はしません。
    でも、私と同じ事が出来る人なんて居ないのです。
    それは、前で状況をしっかり見て対処している私に対し、後に居ればほぼ100%判断が遅れるからです。

    どんなに上手な方でも、私が見ている物と全く同じ物を見る事なんて出来ませんし、同じ動きをする事なんて出来ないからです。

    技量に関わらず、誰だって、前を走るベテランライダーに付いていれば安心でしょう。
    何もかも判断しなくても、安全に走れると思ってしまうでしょう。

    それが当たり前になのです。
    だからこそ、前を走るのなら後続への配慮を欠いてはならないんです。

    どうか皆様、複数名でツーリングの際、先頭を走るなら、自分が気持ち良く走れれば良いというレベルではなく、後に付く方の技量から更に数十%は落とした走りでお願いします。

    事故が起こっては、楽しいはずのツーリングが一瞬にして辛いものに変貌します。
    元気に帰宅して、「楽しかったね」って言えるのが、バイクを趣味とする者共通の想いのはずですよね。


    今回の案件は、相手の方には非常に辛い思いをさせてしまっていますが、自分への教訓にもなりました。
    どんな人と走るにも、もっと適切な判断や配慮が出来るよう、何年乗っても日々修行ですね。

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