
棚丘
【現在所有】
ホンダ | レブル1100 MT
ホンダ | スーパーカブ110(JA07)
【過去所有】
ホンダ | CB750(RC42)
ホンダ | スーパーカブ50
ヤマハ | FZR250(2KR)
スズキ | RF400








レブル1100(MT)納車いただきました!
ナビとドラレコ用にモニターも付けていただき、基本装備のグリップヒーターや走行モード選択等と合わせて「最近のバイクはハイテクだなぁ」と感動しっぱなし。
さて準備を整えていざ奥多摩周遊道路へ!
初めて走りましたが、噂に違わぬ高難度なワインディングロードでした。
自分が飛ばす方ではないのと、平日だからか前後とも車両がいなかったのでのんびり走らせてもらいましたが、それでも「気を抜いたらやられるな」と思う道でしたね。
実際、落ち葉が多かったのでスリップに注意しながら走りましたが、目視できなかった木の実や小石?を踏んで後輪がズルっと滑ることが何度か。それでも姿勢崩れず安全に走れたレブルとトラクションコントロール、偉い!
あと茶色い岩があるな?と思っていたら路肩に座ってる日本猿でした。というのもあり、安全に注意さえすれば、奥多摩の自然を堪能できる良い道ですね。
昼食は『のんきや』さんで山菜中華そばとチャーシュー丼をきただきました。お店の窓からは奥多摩湖も見えました。
味は悪い意味でなく獣臭さのある、二郎や家系の豚の脂ともまた違った、毛皮を嗅いだときのような野性味を感じるスープが特徴的でした。クセは強いですが、個人的には奥多摩の山奥まで来たなぁ。と感じられて良い味付けでした。
以下はレブル1100の走行レビューです。
走行距離は130km、コンディションは新車納車初日です。
まず乗車姿勢は楽でありつつ、クルーザーよりもニーグリップがちゃんとできるフットポジション、タンク形状で気に入りました。シートの低いネイキッドという評価が分かりやすいかと思います。
次に走行性能ですが、電子制御の走行モードチェンジが凄い!スポーツモードとレインモードでキャラが激変しますね。
カブ110の10倍のエンジンということで分かってはいましたが、やはりパワーは圧倒的です。一般人が公道を走らせる上では、レブルの100%の能力を引き出して屈服させるのは困難だと言えるでしょう。スポーツモードは1速でアクセル大きめに開けたら0から一瞬で法定速度まで加速する上、雑にアクセル閉じるとエンブレでガックンきて、どちらも人間が吹っ飛びかけます。クローズドコースか新東名の合流くらいじゃないと怖くて開けれない……。(笑)
ただ出力を抑えてマイルドにしたレインモードは非常に良くできていて、誰でも扱いやすいセッティングだと思います。余裕あるパワーを紳士的に発揮してくれるので、ギクシャク感もないし、パワー不足も感じさせません。小排気量だとどうしても回転数回さないといけないので、低回転でもパワー不足なくのんびり走れるっていうのは大排気量の良さが感じられますね。
主人公のためにカリッカリに調整されたピーキーな専用機。というのはもちろんロマンあり惹かれるものですが、ベテランが乗りこなす、信頼性と汎用性に長けた量産機ってのもまた良いものです。
アフリカツイン譲りのエンジンは信頼性と必要十分以上なパワーを兼ね備えており、レブル用には最高出力と引き換えに、さらに低回転からパワーを引き出せるようにセッティングされています。マシンに振り回されるのではなく、ライダーに寄り添ってくれる、そして応えてくれるポテンシャルを持った、素晴らしいバイクだと感じました。
これから大事に乗っていきます。