



大峰山の懐へ。168号を東へ、昭和館の交差点を左へ曲ると空気感が一変。深い谷とピクトグラフで描いた様な色付いた樹々。見上げる峰を切り裂いた天川を右に左にと渡りカドヤさんを右に。ここにあったモーソンと言うコンビニ激似の看板、もう無くなって久しい。
ここからはノン・ホスピタリティの世界、道も荒れ、上りもキツく狭い。のに対向車は急接近。電波も無く気温も下がるが、ただ美しく静かな渓谷。目に刺さる色づいた山肌は素晴らしい。本来ならハードな登山をした者のみに与えられる景色がたっぷりと降りそそぐ。行者還トンネルを超えたら右側が素晴らしい。全体的に荒れた狭くて滑る、救援の来ない道ですので気をつけて。帰りにはオオカミ像へ、これは日本オオカミ最後の生息地だった地に由来する。