
ヒデさん
16歳から32歳までに所有したバイクが、役45台
中にはロードレーサーやモトクロッサー、輸出モデルなど多種多様
32歳でアフリカに渡り、約10年間アフリカや中東などの奥地で働き、42歳で帰国し国内の仕事に復帰
またバイクに乗りたくなりSRX250やXT125、セローなどを乗ったのですが子育ての為に一旦またバイクを降り、娘が大きくなって娘も中型免許を取り、バイト先のオーナーからYBR250をもらったので、娘と一緒にツーリングができると良いなぁと、バイクを物色
本当はDトラッカーとかに乗りたかったけど、歳だしノンビリ走れる方が良いかな?とバンバン200を破格値で譲って貰い、現在レストアしながら乗ってます
念願の娘とのツーリングにも行けたので満足しています

この画像を見て何をしているところか判った人いるかな〜?
ブレーキマスターシリンダのオーバーホールや、キャリパーのオーバーホール、ブレーキフルードの交換などの作業の後、マスターシリンダの上蓋とその間のダイヤフラムなどは、キレイにブレーキフルードや汚れを拭き取ってから取り付けられると思いますが、取り付けビスのネジ穴の中は確認していますか?
このネジ穴にブレーキフルードが入って残っていると、長期間の使用中にネジ山の極小さい隙間から毛細管現象でネジ穴に残っていたブレーキフルードが滲み出て蓋部分や側面の塗装が剥げる原因となったり、蓋のネジのサビつきによる固着の原因となります
以前はそんなところまで考えたこと無かったのですが、バイクショップのお手伝いを始めてから、元耐久レースライダー、メカニックなどを経験されているショップの社長さんに教わり、その後はそのように私もするようにしています
他にも気配りとして、例えばディスクバッドの交換や脱着時に、ブレーキピストンを押し戻す時には、先にブレーキマスターシリンダが水平になるようにして、ブレーキフルードの量を確認し、もし新車時もしくは前回オーバーホール後に補充されていているような場合には、リザーブタンクから溢れ出る可能性が有るので、先に少しブリーダーから抜くか蓋を開けてスポイトで少し抜く必要がありますが、ある程度減っているなら、蓋を開けずにピストンを押し戻してキャリパーの脱着作業を行うと思いますが、その時には、蓋のエア抜き通路が一つならその側が上になるように、両横に有るタイプなら出来るだけ水平になるようにハンドルを切って調整してからピストンを押し戻し戻します
特にスクータータイプだと、ハンドルのカバーでブレーキマスターシリンダが覆われていて、もしブレーキフルードが漏れた場合、カバーの裏側を伝って、内部にブレーキフルードが漏れ伝って行き、広範囲に塗装を傷めたり、サビの原因となりますし、気付いて洗い流すにしても手間が大変です
話が少し脱線しましたが、二輪ショップとしてそこまでキチンと気を使った作業が必要なんだど改めて勉強ななりました
もちろん私も、そのショップのメカニックとして彼の店の看板で作業している訳ですから、彼の作業以下のレベルの仕事をしてしまうと、ショップの看板に傷を付ける事になるので、彼と同等以上のクオリティの作業を心掛けているのは勿論ですけどね