
GEN
▼所有車種
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- Ninja 400
1991 中型自動二輪免許取得
2023 モトクル開始
2024 大型自動二輪免許取得
バイク歴(うち16年間降車)
・スティード400
・SR400(2H6、1978、ドラム、ナロータンク、VMキャブ、トラッカー仕様)
・SR400SP(2H6、1985、大八車、Fディスク)
・SR400(1JR、1988、CVキャブ、フルペイトン、ロッカーズ)
・GPZ400R(ZX400D、1988、53馬力、ドラッグ仕様
・TZR250(1KT、3MA)
・RD250(352型)×3台
・バンバン90、GT80
・ninja400(ex400FFF)
現在、GSX-R1000(K1)、マグザム250(SG21)

約3年間、毎日のように付けては外し、塗っては剥がし、走っては磨いたex400e。とうとう嫁ぎ先が決まってしまいそうだ。
そこで、インプレや評価では余り目にすることのない、ex400eの良さの考察をまとめ、ベストアングルと自己評価する写真と共に、別れに踏ん切りを付けようと思う。
軽い車体は、運動性能が高いと言われるが、漫然と運転したり、積極的にFを沈めなければ、曲がってくれないばかりか、Fの接地感が薄れ怖い思いをする。
軽い車体に限らないが、曲がるためには、基本動作と加速・減速のメリハリが必要だろう。
そこで、ex650と共通車体のninja-ex400eだ。
200kg超の車体からは、自然なF荷重が得られ、不安に感じたことは一度もなかった。s22、ロッコル、2ctと履いたタイヤのお陰もあるだろう。
本来、諸所理論はあるだろうが、自身の乗車において、F荷重は曲がるきっかけ、接地、旋回に重要なベクトルだと思っている。
ニュートンの運動方程式第3法則「2つの物体が相互に及ぼす力は大きさが等しくなる」に照らせば、 ex400eが減速し、コーナーへ進入すると、重いことに比例したF荷重がかかり、接地感が得られていたように思う。
実例として、ブラックバードやZZR1100を追走したところ、コーナー間の繋ぎでは圧倒的に離されてしまうが、突っ込みやコーナー内では着いていけた。但し、当然手加減してくれていただろうし、長時間は気が持たない。max-11krpmのegで8krpm以上をキープするのは集中力もegも限界だ。
ex400eは確かに遅い。
しかし、そもそもツアラーだ。非力だとか、鉄だから重いとか、思うべきではなかったし、比較対象が間違っていた。
むしろ、コーナーでの安定感や、ライダーの技術を補う車体、egの鼓動感、ライディングポジションと言った利点が多く詰まったバイクだった。
様々な教えと、数々の出会いをくれたex400eに多謝。