



山形から大阪へ、雨、風そして大雨。まずは熱田神宮で安全祈願、名古屋港からフェリーで仙台へ。行きたかった銀山温泉、山寺、蔵王エコーラインでお釜をリベンジ、蕎麦をいただいて福島県へ。あの原発を左に見ながらひたすら南下。そして天気は災害級の大雨に、なんせ梅雨ですからね。双葉町を出発の朝6時から午後2時まで、一度も止まずにずーっと雨と大雨、そして突風! 不用意に深い水溜りに突っ込むと跳ねた水圧で両足がステップから後ろに凄い力で跳ね上げられ、ブレーキもシフトも不可という怖い体験を何度も。でも気にしてないフリをして380キロを無事に走破。信頼できたのはワークマンとテムレスとミシュランPS2。やっと画像2の犬吠埼に。舘山で泊、翌朝は東京湾フェリーで横須賀に、途中少し富士山。湘南、江之島から小田原、そして伊豆半島は下田、翌朝は行きたかった旧天城トンネルへ。天城越え、これは、さゆりさんでは無く清澄さんの小説、天城越えに出てくるもので、必ず来ると決めていた。脇道へそれたあたりから他国へ踏み入れる怖さを伴う。十津川、天川村に慣れている自分にも刺さる異世界な空気感、たっぷりいただきました。でも決してお勧めしません、ガチな酷道です。その後は天気回復し、御前崎、浜松、伊勢湾フェリーで鳥羽から帰阪。今回はテント泊は僅か2泊、雨と風にやられた冒険ツーリングでした。何より驚くのは壊れないクロスカブ、長距離も天城峠もエコーラインだってこなしてくれる。