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北海道に住んでいます。
バイクブーム真っ只中の80年代に青春を過ごしたおかげでDNAレベルでバイク愛が刷り込まれました。
16才でRZ50に跨ってから現在までずーっとバイク乗り。
結婚、子育て、マイホームなど、バイクに対する脅威をことごとく乗り越え、時には死線をさまよいながらもバイクに乗り続けてきました。
GPZ900Rは心の友。我が翼。どんな時でも手放さず手元に置き続けて来ました(10年以上放置プレイだったのはナイショです)
基本的にカワサキ信者なのですが、カワサキしか乗らない訳ではありません。
よろしくお願いします。



懐かしいバイクを見かけました。
スズキ、GF250S。1985年、昭和60年のバイク。250cc水冷直列4気筒。バルブは2バルブ。キャブは2つ。
僕が原チャリの免許しか無かった高校生の頃のバイクです。
時はレーサーレプリカブームが始まった頃。バイクと言えば、FZ400RやGSX400R等400cc4気筒がメインストリームでした。ちなみにホンダは空冷のCBR400シリーズ(今、とんでもない値段がついているやつです)、そして我らがカワサキは言わずと知れたGPZ400R。
空冷、水冷、油冷と入り混じっていましたが、いずれも直列4気筒エンジン。高出力を出しやすく、排気音がレーシー。これが日本製バイクのスタンダードな型となっていきます。
この直4ブームが一つ下のクラス、250ccに及んだ最初の波。それがスズキのGS250でした。
正確には写真のバイクの一つ前のモデルGS250FW(1983年)。エンジンは同じで(馬力は違う)車体のデザインが異なっていたモデルです。
スズキというメーカーは今も昔も同じで、他のメーカーが躊躇する事を率先して行うメーカーです。レーサーレプリカのブームだって、同社のRGγが発火点です。
とにかくこのGF250Sはそんな日本製バイクの歴史が詰まった一台です。
ちなみにスズキの250cc4気筒はその後、1987年にGSX-R250で新設計となり(初期は2キャブだった)、幾度かのマイナーチェンジを経て、1990年には小刀と言われた刀250にも積まれました。
長々と書いてきましたが、これが丸目ネイキットタイプのGS250だったら今頃Z900RSは下取りに出ていたかもね。
あぁ〜、懐かしの80年代バイク。