
大治郎
京都府宇治市在住です。
元々は東京人ですが、転職で2016年より宇治市民になりました。
2007年GSX1300R 隼に乗っています。
2014年迄NSR250Rで筑波サーキットを走っていました。
開発用にZX25R SEにも乗っています。
元メカニックなので、出来る限りは自分で作業しています。
長くオイル業界にいるので、オイルに関してはかなり詳しいですよ!
オイルメーカー勤務です。

エンジンオイルについて案外勘違いをされている事を一つ。
エンジンオイルのベースオイルには、大きく分けて化学合成油と
鉱物油の二種類があります。
そして更に7つのグループに細分化されています。
グループ1:鉱物油
グループ2:精製度の高い鉱物油
グループ2プラス:更に精製度を上げて、粘度指数を上げた鉱物油(VI110以上)
グループ3(VHVI)鉱物油に水素精製を施し、不純物を取り除き分子構造を均一化し、粘度指数を上げたもの(VI120以上)
グループ3プラス(VHVI)グループ3よりも粘度指数を上げたもの(VI135以上)
グループ4:エチレンを重合して作られた化学合成油(ポリαオレフィン)
グループ5:その他のベースオイル(エステル・アルキルナフタレン・ひまし油・再生油など)
ここで、よく勘違いされているのは、グループ5が一番高性能なベースオイルだと思っている方が多い。
グループ5には、エステルやアルキルナフタレンといった、高性能なベースオイルが分類されているので、
そのような勘違いが多いのですが、グループ5には廃油を再生した再生油や精製をしていない油種も含んだその他のベースオイルになります。
また、グループ3は鉱物油なのか合成油なのかといった議論がありますが、APIでは原料ではなく粘度指数(VI130以上)で分類をしているので、合成油扱いになります。
グループ3は低コストで高性能なので、現在のエンジンオイルの殆どは純正オイルを含めグループ3を使用しています。
グループ3の生産量の80%以上は韓国です。