
しいのいいの
超暗黒ブラックな会社への
通勤の足を確保したらバイクでした。
それがバイクとの出会い。
労働基準監督署のおかげで、
仕事が暇になってツーリングにはまり、
ツーリング情報を探していてBikeBrosに行きつきました。2015年のこと。
基本、ソロ。に見えるかもしれませんが、
思い付きで出かけてるだけです。
一声頂ければ、迎撃・合流・お見送りなど
マスツーも大歓迎な感じです。
バイクを弄る素養と度胸はありませんが、
乗る乗らないにかかわらず、バイクを愛する人が
増えたらいいなあと思っています。
好きなものは、天然の水、澄み渡る空気、コーヒー。
お金と時間をかけるものは、バイクとカメラ。

南へ! ~紀勢自動車道、その向こう:九鬼の里~
久しぶりに時間のある時と好天が重なり、
久しぶりにドド―――ン(自分的に)と走ってきました。
出来るだけ遠くへ、できるだけ南へ・・・・
阪和自動車道よりは紀勢自動車道かな。
新名神から伊勢自動車道、紀勢自動車道、右手に紀伊山地の山並みを見ながらの南下です。
しかも、快晴。これに尽きます。
紀勢自動車道を降りて、国道42号線から国道311号線に入ります。ここが味噌。
リアス式海岸の海辺をトコトコ流せるルートです。
リアス式海岸は山塊が海にドボンしてるところなので、入り江の集落は元々陸の孤島が多い。
R311は、その陸の孤島を数珠つなぎにした由緒正しきツーリングルートです(たぶんw)。
綺麗で静かな海あり、山あり、クネクネあり、アップダウンあり、そして人の営みあり。
しかも、快晴。くどいですw
尾鷲(おわせ)中心部から最初にR311が直結する集落が九鬼(くき)町です。
天然の良港として歴史を刻んで来た里で、元々ここにねぐらを持った九鬼水軍が有名です。
伊勢自動車道に入ってから紀勢自動車道を継いで、休憩しつつ下ること2時間ちょい。
そんな九鬼の里も、平和な今となっては静かな漁村のひとつとしての余生を送っているかのようです。
そりゃね、コンビニも目立ったサービス施設もありません。郵便局が一番目立つ。
しかし、です。
晴れた日の昼下がり。
その静けさたるや、深~い入り江ゆえに、波の音がしません。
海鳥、トンビの鳴声が晴れ渡った空に響きます。
たま~に風がそよげば、向こうの桟橋で空き缶がカラカラ踊ります。
休みの日は、里のみんなも疲れてるのかな。釣り人がチラホラするのみ。
この静けさに、ポカポカ陽気が加わり、自分史上近年まれにみる穏やかなひと時の訪れです。
こういうときこそ、腰掛けと自分で淹れるコーヒーが欲しくなります。買おっかな。
時間を忘れて穏やかに過ごしたいとき、とてもいい九鬼漁港。
通りすがりに一瞬だけ立ち寄って、雰囲気を感じる。それで充分。
特出しで紹介です。
釣りできる人が羨ましいと思いました。
以下、写真はその様子。
メインの写真、奥に九木(くき)神社のノボリと階段が写っています。
漁業をしながら、古くからの神社を守る。
この地区の人々の暮らしを垣間見た気がします。