









『鷲は国旗とともに鐘楼から鐘楼へノートルダムの尖塔へと飛んでゆく。
諸君らはそこで名誉の傷跡を見せることができるだろう。
成し遂げたことを誇ることができるだろう。
諸君らは祖国の勝利者になるのだ。』
全国のナポレオニックファンの皆さま、こんにちは。
本日は皆さまお待ちかねのナポレオン映画の公開日ですね。
なんか今日は映画の日?みたいで1000円で映画鑑賞を楽しめましたよ。
この映画は悪夢のようなフランス革命から栄光の始まりトゥーロン攻略、途中で部下にぶん投げたエジプト遠征、戦争芸術の粋アウステルリッツ3帝会戦、地獄のロシア遠征、惜敗のワーテルロー会戦、恥辱のセントヘレナ流刑までを網羅した超大作です。
個人的な見どころといたしましては、
アウステルリッツでのザッチャン池砲撃により溺れるロシア兵たちの場面、
宮廷画家ダヴィッド作
「ナポレオン1世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠」
の絵を映像で再現した場面、
ネイ元帥の騎兵突撃を無効化する英軍の歩兵方陣の場面といったところでしょうか。
私、ナポレオン陛下のエピソードではエルバ島から脱出して冒頭の檄文を撒き陛下を討伐に来た兵士たちを寝返らせ、パリ入城を果たすところが一番好きなのですが、この映画でもチラッと触れられておりまして感激!
トゥーロン時代の陛下がどう見ても20代に見えないとか、エジプト遠征で左遷されたはずのデュマ将軍が陛下帰還後のフランスで陛下の隣にいるとか、そもそも陛下が英語喋ってるとか、そんな瑣末なことはどうでもいいんです。
あの時代の戦争の狂気とロマンとグロテスク、陛下の非凡な才能と傲慢でスケベな人となりを再現した良作だと思います。
皇帝皇后両陛下のちょっとエッチなシーンもありますよ。
絶海の孤島セントヘレナで激動の生涯を終えた皇帝陛下に敬礼!
なお、本日私が観劇したのは交通のアクセスが悪く陸の孤島と揶揄される(※公式見解)「MOVIX堺」、私を含め観客はわずか5人でした(笑)
映画の後はランチでフランス🇫🇷料理を食べて帰りました✨
おしまい