
ビューエル親父
▼所有車種
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- Cyclone M2
バイク好きな親父。
オン&オフいろんなバイクに乗ってきたが、単気筒や二気筒のトルクフルなバイクが好み。中でもビューエルにハマってる。
病気で仕事を引退したが、リハビリしながらビューエルをレストアしつつ私も復活中。
昨年罹ったコロナで嗅覚の一部が戻らず、特定のものが楽しめない。そう、コーヒーの香りだけを失いました。味だけでは美味しさ半減ですね!他のものでは嗅覚で困ってることはないんですがね。不思議なことです。豆の袋を開けたてで顔突っ込んでやっと少し感じる程度です。元に戻りますように!


スーパートラップのマフラー、形は好きだしコンセプトも好きなんだけど、ちょっと音が大きすぎる。皿の枚数を増やせばそれなりに抜けは良くなるけど、音も大きくなる。しかも音ほどの抜けの良さも感じられない。まあ、だから低回転のトルクも太いんだけど。
1枚目の写真は、構成パーツ。左上から排気方向をタイヤに向けないための①整流パーツ、②皿、③バッフル、④皿、⑤クローズドエンドキャップ、⑥オープンエンドキャップ。
普通は音量を下げようとすればバッフルの後に皿を複数枚重ねて使う。しかし、音量はさほど変わらず抜けはかなり悪くなる。
私なりに考察した結果、スーパートラップの音量のでかさはクローズドエンドキャップを排気圧が太鼓のように叩くことで発生すると考えている。そこで、クローズドエンドキャップと皿の間にグラスウールを挟むことで対策しようと考えた。排気圧で飛散しないようにガラスクロスでグラスウールを押さえた。
2枚目の写真が組み付ける前のユニット。白いのがグラスウール層。
スマホのアプリなので数値に信頼性はないと思うが、条件ごとにアイドリング時の音量を測ってみた。
条件1:②×5枚+⑤→106dB
条件2:②×8枚+⑤→106dB
条件3:②×8枚+③+⑤→111dB
条件4:②×8枚+③+④×3+⑤→113dB
条件5: ②×8枚+③+④×3+グラスウール+⑤→110dB
実際には写真のように条件5で1番外側には更にオープンエンドキャップを組んであるが見た目が好きなだけで機能的性能的に意味は無い。
実際に音を聞くと、キンキンした金属の振動する高音部分がなくなり、気持ちの良い重低音だけが残るいい結果となった。数値データを取ればもっと客観的にわかるデータが取れると思ったんだけど、残念。だけど、条件5が4より3dBも小さくなっている。3000回転での音量は体感ではもっとわかりやすく減っていた。