レトロブラッドさんが投稿したツーリング情報

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    レトロブラッドさんが投稿したツーリング情報

    秋風🍂ケルト紀行 完

    奈良県道38号線沿い
    長谷寺に向かう途中にあるこれは何でしょうか?
    「見廻り不動尊」と呼ばれ空海が彫った磨崖仏があるらしいのですがよくわからず説明書きも要領を得ないꉂ(ˊᗜˋ*)


    という事で深堀り考察を始めます
    (以下長文🙇‍♀️読み飛ばしてね)


    私の見解では基本的にここの空海伝説は表層的なもの
    神仏習合に伴い保存されやすく、そこに空海が利用されたいわゆるブラフと見ています( ´•ᴗ•ก )
    これまで沢山の丹生地名を調べましたが、もれなくしつこいくらいに空海伝説がついてまわる。これが示してるのは空海とつく遺跡は隠された別の意味があるということだ、と解釈してもいい。

    多分本来のこれは窟屋信仰の1つで、奈良地方の場合、空海よりももっと昔の記紀神話に登場する神武天皇東征、生駒の饒速日命尊(ニギハヤヒ)とか登美一族(トミナガスネヒコ)と関連があるように思われる

    彼らの痕跡は生駒山の岩船遺跡や和歌山から奈良までに至る巨岩信仰として残っており類型が同じだからね
    位置的に大和盆地に入る直前の麓であり初瀬街道という古い街道がそばを通るし、ここをかなり深く調べたら新しい古代の痕跡が出てきそうな気がします

    ヤマト王権が誕生するその前の3世紀以前、北九州の海人族が日本の列島各地に沿岸交易拠点を作った名残が沢山残されている。
    その海人族はランドマークとしてこのような巨石を祀っており、これが後の窟屋信仰に連なっている。

    この流れは修験道とか空海に引き継がれ、その1部は鉱山師の技術を用いて各地の鉱物資源を掘り漁り交易利権を得ていた。

    その流れの末端に私の好きな辰砂も含まれているし、鉄鉱石や金銀、翡翠、瑪瑙もそうだ。
    これらやその後の古墳とか飛鳥の遺跡などでも分かるように掘削や石を加工して使う技術は鉄器の発展とともにある。

    これらの情報は完全にロストしてるから想像するしかないんだけど、このヤマト王権前後の世界というのは、現代の科学技術革命にも匹敵する鉄による文明開化が起こっていたと想像できるのだ😎✨

    うん、ケルトとは何の関係もなかったねꉂ🤣𐤔

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