
タッつぁん
▼所有車種
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- GSX1100S KATANA
周りの色んな方々の反対を押し切り、再び大型バイクに跨がって早8年。
クラッチが重たいと言う悩みが解消し、カタナライフがますます楽しくなって来ました。
まだまだ乗るぞ!
<車歴>
HONDA ST50
KAWASAKI Z400LTD II
SUZUKI GSX750S
HONDA CB350 four
KAWASAKI KDX125SR
YAMAHA XT250S
SUZUKI GSX1100S KATANA





早朝まで続いた雨も上がり 晴れた。
13時過ぎ、近畿自動車道に乗る。
一定したエキゾーストノート。
ハンドルを握る手のひら …… シートに跨る尻臀 …… ニーグリップした太腿から膝にかけて …… ステップに乗せた足底 ……
心地よい振動が全身に伝わる。
トンネルに入れば エキゾーストノートが変わる。大きくなり エコーがかかる。音楽なんて要らない。この音をずっと聴いていたい。
阪和自動車道に入り、紀の川SAでトイレ休憩。ジャバラソフトなるソフトクリームを食す。柑橘系のジャバラ。邪を払う と言う意味で名付けられた 和歌山の特産だそうだ。
先を急ごう。和歌山市、海南市、有田市を過ぎ日高町。川辺ICを降り、r190を東へ。綺麗な対向2車線、山間部の道路としては非常に緩やかなカーブ …… 気持ちの良い道である。
日高川にぶつかるとr26 御坊美山線。ほんの少し北上すると本日の目的地 "CANNAW CAFFE" に到着。「CANNAW」とは「出来るようになった」の意。 同時に「叶う Cafe」の意も込められている。
"Cafeを巡るスタンプラリー" に 和歌山県で唯一参加しているライダーズカフェだ。決して広くはないが 落ち着ける 隠れ家的なCafe。こんなCafeが近所にあれば …… 。
1日5食限定のペッパーポークステーキは是非とも賞味して欲しいメニューだと言う。今日は当然 もう無い。バジルのスパゲティを頂く。バジルを練りこんであるのだろう、麺は緑色。オリーブオイル たっぷりの とても美味しいスパゲティだ。
「何処から?」
「大阪の枚方からです」
「高速で?」
「はい」
「カタナの1100ですか。このバイクだったら 楽でしょうね」
マスターのバイクは Harley-Davidson。1995年からずっと乗っているそうだ。
「いや、いや ハーレの方が楽でしょう?」
「スピード出んからなぁ …… 」
"CANNAW Cafe" を後にする。
まるで出島。2本の橋で繋がったその人工島には 和歌山マリーナシティが拡がっている。その一部のポルトヨーロッパ。入場無料で そこはもう ヨーロッパ …… らしい……
ポルトヨーロッパの閉門は17:00。到着はまさに 17:00。入場は適わない。
闇夜の阪和自動車道。ひたすら走る。エキゾーストノートは一定 …… 良い音だ。