
ぼっちツーリスト(reminiscenes)
< landscape of the heart >
憧れの隼で故郷に帰る目標を実現した。
バイク旅が幼少時代の目に映った
原風景に再び引き合わせてくれた。
祖父母や両親が幼い自分の手を握って
歩いた道を探索する、その印象(既視感
=déjà vu)を探す手段がバイクとなった。
幼い頃に受けた愛情の断片を集める旅。
当時手を握って貰った温もりは永遠に
残る。
遠方へ移動し疲れにくく冷えにくく
雨に濡れにくいツアラーには興味が
あります。遠征地での街中の極低速
の取り回しと積載も大事です。
和風景好きです。
登山やバス釣りもします。キャンプ・
スキー・スキューバダイビング・
ロードバイクなども経験しました。
蕎麦・天ぷら・寿司、ラーツー、
和食好きです。




2023年09月17日19時46分。
Hiroshima night.
広島の夜。
京都から中国自動車道で呉市、
呉市海事歴史科学館、大和
ミュージアムへ午後一に到着。
一度は訪れたかったところだ。
15:00頃、広島市内のホテルへ。
シャワーを浴びビールをひと缶。
16:30頃には、所望していた広島
原爆ドームへ着いた。
平和記念公園内の原爆死没者
慰霊碑に祈りを捧げた。
そして広島平和記念資料館へ。
18:00閉館で並ぶこと1時間。
わずか30分あまりではあった
が見ることは出来た。
精神的に打ちのめされた。
路面電車で広島駅に戻り、
酒を飲みたかった。
飲食店はどこも満席で入れない。
広島に来たからには牡蠣食べよう。
そんなとき村上海賊店さんへ。
ここも満席で来店を断られた。
お店の方には言わなかったこと。
①千葉からバイクで950km
走って来たこと。
②さらに原爆ドームと平和記念
資料館を見学して来たこと。
本音は疲れて動けなかったので
「席が空くまで待ってもいい
ですか?」と待合室に座らせて
もらった。
3〜40分後、「1時間ほどでし
たら、席を開けられますが」
とのこと。
僕は即座に承諾した。
有難いなあ。
お腹ペコペコだ。
写真①
アサヒスーパードライ1.5倍が
プラス100円で頼めた。
ゴクゴク飲みましたね。
ロンツー後のビールはたまらん。
兵庫県産生牡蠣で乾杯。
→生牡蠣、滅茶苦茶美味しい。
やはり本場で食べる味は違う。
写真②
兵庫県産生牡蠣おかわり。
殻付き焼き牡蠣と牡蠣フライ。
写真③
アナゴの刺身、人生初体験。
瀬戸内海の鯛にも負けない甘みが
ある広島代表作だそう。
→ その通り、甘くて美味しい。
関東では見かけない味だ。
写真④
焼き狩留家茄子。
これまた、人生初体験。
京都の水茄子も美味しい
かったが、これは柔らかい。
鰹節と醤油で旨さ倍増。
関東では見かけない。
本来ならこの晩、生牡蠣や
酒にありつけなかったのに
飲めた。
後日、このお店に感謝の
メールを送ると、お酒サービス
の返事が来た。
このお店、また行こう。
牡蠣の貝殻の処分方法は砕いて
鶏の餌になるらしい。
鳥インフルエンザにより、需要
が減り貝殻を海に捨てている
そうだ。
貝殻を海に投棄すると、生育して
いる牡蠣に悪影響がおよぶ。
戦艦大和、原爆、牡蠣の貝殻。
頭の中がいっぱいになり、
メモリーオーバーな酒だった。