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    2023年チョボチナイの旅(注:扉絵はゲートではありません)
    ※エラい長文となってしまいました。道マニアの方、ヒマを持て余している方、どうそお読みになってください。

    速報でお知らせしたとおり、通行開始初日に走ってきました。

    旅といっても、有名な凌雲橋は自宅から35kmくらいなのですけど。

    本当は、11:00のゲートオープン一番乗りを目論んでいたのですが、休みが取れず午後からの探訪となりました。

    写真には写ってませんが、北海道の山奥の道路にしては結構な交通量がありました。そのほとんどがバイクでした。

    東旭川側から入り、凌雲橋で撮影タイム。

    凌雲橋からダム側は1.5車線の狭隘区間。道を通すために極限まで建設費を抑えた結果、高速ワインディングの快走路と舗装林道の組み合わせのヘンテコリンな道が出来上がりました。これが、幻の道の全容です。

    舗装林道区間の終わりは有名なチョボチナイゲート。

    ライダーのあいだでチョボチナイと言えばこの道の事ですが、由来はこのゲートから来ています。ちなみに、この道の正式名称は道道1116号線です。

    実はこの道、続きがあるのです。地図を広げれば一目瞭然なのですが、ダム沿いの道をぐるっと回って、ほぼ対岸にその続きがあります。

    この部分は全て林道規格の狭隘路。全線舗装です。途中、2枚目の写真のような長い激坂があったりします。この道も、経費を削った結果出来上がった道路。元々は町道だったようですが、これでも立派な道道です。

    1116号線はさらに続きがあり、もう一本、同じような舗装林道をへて美瑛の奥地へ到達します。

    本来、この路線は富良野から上川へ至る道となるはずでした。

    元々は、1970年代に美唄上川線として計画され、80年代に富良野上川線へと縮小された経緯があります。

    青写真として、富良野から上川まで近隣市町村を避けるように山中原野に道路をつくり、農作物などの物資の輸送と、観光道路としての利用を目指していたようです。

    ここからは僕の推測ですが、事業が頓挫した背景として、時代背景的に高度経済成長〜バブルの終焉が重なった事。近隣市町村の思惑(街をスルーされる経済的損失)などが重なった結果ではないかと思います。

    今、人気を呼んでいる「幻の道」の区間ですが、当時の計画としては、トンネルと長大橋梁(凌雲橋)を繋ぐ高速ルートだったようです。

    おそらく、旭川側から凌雲橋までがこの道の本来の姿であろうと思います。

    もし、計画のまま道路が完成していたのなら、山岳ワインディングを堪能出来る快走路が出来上がっていたはずです。

    そんな事を思いつつ、美瑛町の「だいまる」でラーメンセットを食べて帰ってきました。

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