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    【紫電改】
    <注意>長文の上に、バイクの話ではありません🙇‍♂️

    今日は“soraかさい”に行ってきました。
    ここには大戦中の戦闘機「紫電改」などの実物大模型が展示してあるのですが、今年はちばてつや先生の作品「紫電改のタカ」の連載開始60周年らしかったので、ぜひ今年のうちに訪れてみたいと思っていました。
    “soraかさい”では、実物大模型以外にもビデオ上映や当時の関連品展示などがありました。そうした展示物の中に紫電改の整備工具がありましたが、想像よりかなり低品質で驚きました。これだけでも当時の日本の工業レベルや、戦争末期の窮状が偲ばれる気がしました。また、ビデオも含め非常に考えさせられる展示ばかりなので、一見の価値ありだと思います。(撮影禁止のため、興味を持たれた方はぜひ現地でご覧下さい)

    ところで紫電改自体はたくさんある航空兵器の一つですが、紫電改を扱った作品は、同時代の他作品と比べて一風変わっています。
    例えば冒頭の「紫電改のタカ」 は1963年に連載が開始されました。1960年代には太平洋戦争を題材にしたヒーロー漫画が多かったようです。
    「紫電改のタカ」 も当初はそうした作品として連載されましたが、後半には大きく趣きを変えて、むしろ反戦を訴えかける作品となっています。
    最近では(作品の中心ではありませんが)、「世界の片隅に」にも紫電改が現れます。
    この作品では、従来の多くの作品のような政治的メッセージはあまり感じられません。しかしなんでもない日常こそが、実はかけがえのない素晴らしいものであることを観客に伝えてくれました。
    また、アニメ映画製作ではクラウドファンディングが活用されるなど、作品に共感した一般人が映画化の原動力となったようです。
    いずれの作品も時代の世相の映し鏡でありながらもその先を照らしており、(偶然でしょうが)紫電改はその風に乗って、我々の前に現れているようにも思われました。
    そんなことを帰路にぼんやり考えたのですが、今晩は「世界の片隅に」を改めて鑑賞して、(ほんのワンカットですが)紫電改の飛翔を目にしたいと思います。

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