
ぼっちツーリスト(reminiscenes)
< landscape of the heart >
憧れの隼で故郷に帰る目標を実現した。
バイク旅が幼少時代の目に映った
原風景に再び引き合わせてくれた。
祖父母や両親が幼い自分の手を握って
歩いた道を探索する、その印象(既視感
=déjà vu)を探す手段がバイクとなった。
幼い頃に受けた愛情の断片を集める旅。
当時手を握って貰った温もりは永遠に
残る。
遠方へ移動し疲れにくく冷えにくく
雨に濡れにくいツアラーには興味が
あります。遠征地での街中の極低速
の取り回しと積載も大事です。
和風景好きです。
登山やバス釣りもします。キャンプ・
スキー・スキューバダイビング・
ロードバイクなども経験しました。
蕎麦・天ぷら・寿司、ラーツー、
和食好きです。






🌸reminisce,追憶の旅。
過去の記憶のもやもやを解く
充実した旅となる。
解決、その弍!
2023年08月07日10時06分、
発見。
写真① 大好きな道。オロロンライン
増毛付近。北海道に来たら
必ず写真を撮る右カーブ。
写真② 偶然この道のすぐ左下が小学校
時代に海水浴に来た浜だった。
写真③ 風待食堂より坂を登る。
小学校時代みんなとこの坂
を登った思い出の坂。
写真④ 坂の頂上から海を見る。
50年前もこの景色を見た
はずだ。
写真⑤ 小学校時代、海水浴の後に
泊まった寺の跡。
小学校時代に海水浴をし、夜は
寺に泊まった。その海水浴場と
寺を特定することができた。
寺の名前は普伝寺。
旭川市北鎮小学校から増毛の
海水浴に行き寺に宿泊した
思い出が僕の中に残り続けていた。
その時間は50年。
バイクで北海道を訪れるたびに
その海水浴場と寺を探した。
思い出が時間経過とともに霧の
ようにもやもやとして輪郭が
無くなり年々掴みどころのない
ものとなっていった。
もう思い出せない、ダメかな
と思い始めた今年。
それが2023年08月07日解消
した。
「必ず立ち寄るカーブ」と
「小学校時代の海水浴場」が
すぐそばだった。
大好きな増毛の右カーブの左下が
かつて小学校時代に海水浴をした
海だった。
折り重なる偶然に奇妙さを感じた。
それらは風待食堂と寺と海水浴場
と大好きな増毛の右カーブ。
このカーブを走るたび、必ずバイク
をとめて必ず写真を撮っていた。
CB750FやFJ1200や隼2回で
4回目にやっと見つけた。
ずっと記憶に残っている海水浴場
を探していながら、大好きな道の
すぐ左下にあったことに気が
付かなかったとは。
この海水浴場が僕を大好きな道に
必ず引き留め、「探している思い出
の場所はここにあるよ」とヒントを
送り続けていたのではないか。
そんなふうに考えてしまう。
高倉健さんの風待食堂で同い年
くらいのご夫婦が約50年くらい
前、小学校の時この浜で海水浴
をして寺に泊まったんですよね
と風待食堂のスタッフさんと
話しをしていた。
その浜と寺を探しているらしい。
僕もその話に加えてもらい、
過去の記憶を彼らと一緒に
辿った。
(今思えば、彼らと同じ目的
で出会った刹那、人生数十年、
このタイミングも奇妙だ。
レアな瞬間が何度も押し寄せ
る)
風待食堂のスタッフさんは
50年の歳月を僕らに説明して
くれた。
簡単に言うと、
①海水浴場は数百メートル南に
移動してもう無い。
②寺の建物は無くなったが
その跡は残っている。
隼の写真撮っても(隼が)優しい顔
しとる(笑)。
(ついに)やったネ! と隼が
語りかけてくれた。