
ぼっちツーリスト(reminiscenes)
< landscape of the heart >
憧れの隼で故郷に帰る目標を実現した。
バイク旅が幼少時代の目に映った
原風景に再び引き合わせてくれた。
祖父母や両親が幼い自分の手を握って
歩いた道を探索する、その印象(既視感
=déjà vu)を探す手段がバイクとなった。
幼い頃に受けた愛情の断片を集める旅。
当時手を握って貰った温もりは永遠に
残る。
遠方へ移動し疲れにくく冷えにくく
雨に濡れにくいツアラーには興味が
あります。遠征地での街中の極低速
の取り回しと積載も大事です。
和風景好きです。
登山やバス釣りもします。キャンプ・
スキー・スキューバダイビング・
ロードバイクなども経験しました。
蕎麦・天ぷら・寿司、ラーツー、
和食好きです。





2023年08月07日08時40分。
過去の記憶のもやもやを解く
充実した旅となる。
解決、その壱!
八田商店の方と会話をした。
1991年の写真を見せ再訪した
ことを伝えると、この写真は
この店に間違いないとのこと。
にわかにお店の方の顔が驚きの
笑みに変わった。
1991年当時、オロロンラインを
北上すると、この店は進行方向
左手に現れる。
現在は進行方向右側に変わって
いる。
お店が右側にあることで去年、
この店の前を通りながらも、
1991年当時のお店と違うと
判断してしまった。
今年はお店の方にじかに会って
写真を見せながら尋ねてみると、
写真の店はこの店で間違いない
とのこと。
思い切って、会話を切り出して
みて良かった。
会話をしなければ、永遠に
お蔵入りなっていた。
1991年当時のお店は進行方向
左手に現れたが、新たに道路が
作られ当時のお店の後ろ側に
なったという。それで進行方向
右側にお店が現れるようになった。
お店の方曰く、
「こんな古い写真があるんだねぇ」
「あの当時、ウチのお店で何か
飲んで休んだんだねぇ」
20代の忘れそうになった思い出が
クリヤーに浮かび上がった
ツーリングとなった。
1991年当時の休憩をもう一度
味わいお店をあとにした。