
しいのいいの
超暗黒ブラックな会社への
通勤の足を確保したらバイクでした。
それがバイクとの出会い。
労働基準監督署のおかげで、
仕事が暇になってツーリングにはまり、
ツーリング情報を探していてBikeBrosに行きつきました。2015年のこと。
基本、ソロ。に見えるかもしれませんが、
思い付きで出かけてるだけです。
一声頂ければ、迎撃・合流・お見送りなど
マスツーも大歓迎な感じです。
バイクを弄る素養と度胸はありませんが、
乗る乗らないにかかわらず、バイクを愛する人が
増えたらいいなあと思っています。
好きなものは、天然の水、澄み渡る空気、コーヒー。
お金と時間をかけるものは、バイクとカメラ。

十一面観音三刹
寒くなって、空気が澄んできました。
空は晴れているけど、15時から自治会の仕事・・・ツーリングに許された時間は6時間。
なんとか、紅葉の時期に滑り込みできました。
行ってきたのは、滋賀県は木之本にあるお寺みっつ。
石道(しゃくどう)寺、鶏足(けいそく)寺、渡岸(とがん)寺。十一面観音をお祭りする古刹。
10世紀以上戦乱も乗り越えてきた十一面観音(説明はWebに豊富かと)の他、
石道寺~鶏足寺の間道は紅葉が綺麗で、この日も無住のお寺とは思えない程の参拝者でした。
R365から琵琶湖方向に広がる田園地帯も、空が広くって良い景色です。
特に石道寺は、明治以降は無住のお寺ですが、
地元の石道(いしみち)地区の皆さん(約30戸)が力を合わせて、戦乱時含め1000年以上守り続けてこられたお寺で、
隣接する鶏足寺と合わせて、非常に手入れが行き届いています。
通常、月曜は「休館」ですが、月曜が祝日の場合と11月は無休で、お参りする人々の世話を焼いてくれます。
(冬季休業あります:12/29~2月末日)
この日も3軒の方が、駐車場整理、参拝者整理、観音様のお守りに出てこられていました。
自治会活動に腰が引けてる、うちの自治会では想像もつきません。
なぜ、こんなことができるのか。
十一面観音は、左手に花瓶をお持ちでそこに、睡蓮のつぼみが差してあります。
渡岸寺の国宝ではそのつぼみが失われているのに対し、石道寺の観音様はちゃんと今でもお持ちでした。
そういうところも石道寺が人を惹きつける点なのかもしれません。
以下、その魅力を写真で・・・・伝わるかな。
トップの写真は、石道寺の庭園。
石道地区は、この景観と奥の山から流れてくる高時川の支流の水で潤います。