
しいのいいの
超暗黒ブラックな会社への
通勤の足を確保したらバイクでした。
それがバイクとの出会い。
労働基準監督署のおかげで、
仕事が暇になってツーリングにはまり、
ツーリング情報を探していてBikeBrosに行きつきました。2015年のこと。
基本、ソロ。に見えるかもしれませんが、
思い付きで出かけてるだけです。
一声頂ければ、迎撃・合流・お見送りなど
マスツーも大歓迎な感じです。
バイクを弄る素養と度胸はありませんが、
乗る乗らないにかかわらず、バイクを愛する人が
増えたらいいなあと思っています。
好きなものは、天然の水、澄み渡る空気、コーヒー。
お金と時間をかけるものは、バイクとカメラ。

タルマーリー
中島みゆきの歌でありますね。「地上の星」
ツーリングって、この地上の星を一つ一つ巡るような・・盛りすぎですね。
いやいや、中国山地の懐深く「タルマーリー」さんに行くと、全然大げさな気がしない。
朽ちかけた山村の綺羅星・・・・何でしょう。この盛りたくなる誘惑。
カフェ?ピザ屋さん?パン屋さん?ビール屋さん?
キーになるのは「発酵」。どうやら「発酵」にこだわったお店のようです。
発酵って、要は食べ物が食べ物であり続けるように腐らせること。
そこには熟練した「ワザ」が要る。そこに惜しみなく「ワザ」を投入する。
モノを投入する。人を投入する。労働を投入する。
それに見合った対価を得る。熟練した人を育てる。農林産物(自然栽培)を応援する。
こうして地域の経済を回していく。名付けて「腐る経済」。とのこと。
余計な利潤を上げないことにも腐心されているとか。
確かに、京都一美味しいといわれる某パン屋さんより、パンの平均単価で100円以上安い感触。
実際、タルマーリーさんを中心に、ご近所さんや地域の経済が動いている。
僕もバイクで吸い寄せられる。やはり、ちょっとした小宇宙です。
上の写真は、タルマーリーさんで頂ける「和紅茶」です。
味は飲み慣れたいつもの紅茶の味。ホッと一息、肩から力が抜けて行きます。
ただし、茶葉、有機栽培を通り越して自然栽培の物をお使いのようです。
自然栽培ということば、タルマーリーさんで初めて聞きました。
気になる方はググってみてください。申し訳ねす、簡単に紹介するのは難しいです(汗。
タルマーリーさんへは、
中国道津山IC→R53経由がお勧めです。IC下りて30分程かと。
R53からは、JR那岐(なぎ)駅の看板が目印。そこから更に谷合の集落へ下りてゆきます。
岡山側からタルマーリーさんに行くR53は、峠越えや旋回橋があって走るのが楽しいです。
ピザを焼く石釜から立ち上る煙も目印。
最近増えてきましたね、こんな所でやるのか!的な辺境で頑張るお店。
今回、僕は故あって、福知山ICからひたすらR9で日本海に抜け、鳥取市からR53に入り、
帰りは瀬戸内海を渡り、新居浜にチョンと寄ってビュンと帰宅。
岡山の実家に泊まって、1泊2日1009.4km、43.94L、23.0km/Lの宇宙旅行、あ、盛りすぎた。
レポの写真は、それでもお店の人にお断りして撮らせていただいたものです。