
タッつぁん
▼所有車種
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- GSX1100S KATANA
周りの色んな方々の反対を押し切り、再び大型バイクに跨がって早10年を過ぎた。
クラッチが重たいと言う悩みが解消し、カタナライフがますます楽しくなって来ました。
まだまだ乗るぞ!
<車歴>
HONDA ST50
KAWASAKI Z400LTD II
SUZUKI GSX750S
HONDA CB350 four
KAWASAKI KDX125SR
YAMAHA XT250X
SUZUKI GSX1100S KATANA





「暑っついなぁ。ちっとも涼しくない」
7月になった。7月とは言え、未だ梅雨。何だこの暑さは ……
涼を求め、京都市北部の山の中を目指す。
R1 …… 排ガスが熱い。アスファルトからの照り返しが熱い ……
R162に入り、少しずつ山中へ。高雄を抜け 梅ヶ畑を抜ける …… 気温、下がったのか? 北上を続ける。
この道は 周山街道と呼ばれ、若狭湾の恵を京都へ運搬される際に使われた。複数ある鯖街道のひとつでもある。真っ直ぐに伸びる 杉の木が連なる 山々を抜けて行く。
中山トンネル、笠トンネル、京北トンネル …… トンネルに入ると気温が一気に下がる。
一定のリズムの照明、濡れた路面、前方に見える赤いテールランプ。トンネル内外の気温差、ルクス差 …… 意識が遠のく …… とまではいかないが、感覚がおかしくなる。
道の駅 ウッディ京北 で少し早い昼休憩。鹿肉を使った弁当を購入。鹿肉と言われなければ分からない …… 臭みも無く柔らかく、美味しい弁当だ。
さすがに周山街道。バイクが多い。ヤエーを繰り返す。「ツーリング、楽しんでますか」「ご安全に」の想いを込めて手を振る。
交通量は さほど多くなく、走っていると快適。山々とワインディングを楽しむ。「気持ちいい。やめられまへんなぁ」
ライダーズカフェ "ZERO BASE" でジンジャエールをいただく。ライダーズカフェと言っても がっつりお腹も満たされる食事ができる。若いライダーが集まるカフェだ。
藁葺の里 美山ではかき氷を。ふわっふわのかき氷。甘くない美山のミルクは格別。昔の「氷を削りました」的なかき氷はもう食べられないのだろうか …… 少し寂しい。贅沢な悩みだ。
それにしても暑い。停るとまったく涼しくない。山の中とは思えない。
r38で東に向かう。道幅は狭く、カーブはきつく そして、路面は荒れている。相変わらずの県道だ。その分行き交う車は少ない。
鞍馬まで来ると交通量が増える。加茂川から鴨川へ。河沿いを走る。三条を過ぎると対岸に "床、床、床 ……" 。鴨川の納涼床が連なるのが見えてきた。
「あ〜 冷たいビールが恋しい 」