
タッつぁん
▼所有車種
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- GSX1100S KATANA
周りの色んな方々の反対を押し切り、再び大型バイクに跨がって早8年。
クラッチが重たいと言う悩みが解消し、カタナライフがますます楽しくなって来ました。
まだまだ乗るぞ!
<車歴>
HONDA ST50
KAWASAKI Z400LTD II
SUZUKI GSX750S
HONDA CB350 four
KAWASAKI KDX125SR
YAMAHA XT250S
SUZUKI GSX1100S KATANA




前を塞いでいた3台の車が 全てR317、枚方方面へ走り去った。前方が開けた。アクセルの開度が増す。
それまで、青々とした山間に 重低音を響かせていたエグゾーストノートのオクターブが2段階 上がる。ゆっくりと流れていた景色が一気に狭まり、後方へ流れ去る。速度を増したピストンの上下運動が、グリップを シートを 或いはステップを通して 私の各部位に 強く細かな振動として伝わってくる。
夕刻の6時を過ぎても まだなお明るい。この季節のこの時間、インナーにメッシュジャケットが快適だ。宇治川ラインは爽快な気分を味合わせてくれる。
喉がカラカラだ。ライダーズカフェ MM で アイス珈琲を頂こう。考えると益々 喉が渇いてくる。
「CLOSE」の文字が目に入る。いつもであれば、ギリギリ間に合う時間。バイク脇に戻り、何も考えられず 呆けていると いつの間にかマスターが側に居る。
「ゴメンね。今日は疲れてしまった」聞けば 想像を超える客足だったらしい。「良い事じゃないですか ……」
宇治川ラインを走る度、いつも気になっている吊り橋が有る。地図には"大峰橋"とある。渡った先に道は無い。何の為の橋なのか。
ここまで川を下ると "MM" の在る 浅い岩だらけの様子とは異なり、深い緑色した 流れの穏やかな川となっている。
渡ってみた。橋の先は鬱蒼とした木々。手書きの案内板が立っている。左へ行けば"宇治市内"。だが、崖崩れの為 通れないとの事。フェンスが とうせんぼ しているところを見ると 修復する気は無いらしい。通れたとしても 登山道に近い道と見受けた。
バイク散歩に最適なこの季節。インナーは着込んだが、メッシュジャケットで夕刻5時から8時までの 3時間を明日の糧にできた。楽しい時間を過ごせた。
それにしても 喉渇いたなぁ。