
ichi says...
▼所有車種
-
- F800S
RG50ガンマからはじめて、色々なバイクを乗り継いできましたが、最近はF800SとYB-1に乗っています。
幸いなことに、この30年ほどは転倒や事故もせずに済んでいるので、この調子で最後まで楽しんでいきたいものです。
この度ふと思い立って日記代わりにモトクルを始めることにしました。よろしくお願いします。


【オイル交換待ちの暇つぶし長文です🙇♂️】
今日は午後から先約があり、午前中だけ時間がとれたので、いつもお世話になっているバイク屋さんにエンジンオイル交換をお願いしました。
以前にバイク屋さんとも相談して、オイル交換時には毎回添加剤としてSOD-1も入れてもらっています。
添加剤は種類も多く賛否両論ですが、私自身は「自分なりに納得できたら入れたら良い」と思っています☺️
今乗っているハチベェについていえば、私はエンジンオーバーホールなどの重整備を避けられる可能性が高くなるのではないかと考えて添加しています。
SOD-1は成分がエステル系油のようですが、通常のエンジンオイル(炭化水素系油)よりも極性が高いので、理屈上はブローバイガスなどに含まれるタールピッチの溶解(洗浄)効果が期待できるはずです。
(謳い文句のこびりついた固形のスラッジ除去まではマユツバだと思いますが💦)
また、モリブデンなどの遷移金属類や、窒素や硫黄分などは含まれていないので、それらによる摩耗や腐食などはないはずです。
実際には同じエステルでも例えばシンナーの成分である酢酸エチルなどより、はるかに分子量が大きく(極性が小さく)なるので、それに伴う洗浄力(タール等の溶解性)も大したことがないかもしれません。
それにエステル類は加水分解の恐れがあるので、定期的な管理(オイル交換)も必須です。
そういう意味では実際にはむしろプラシーボ効果に近いかもしれません😅
ただ、古いバイクで修理コストの高くなりやすい外国車のハチベェですので、少なくともきちんと管理している限りは悪影響がなく、且つ若干でもエンジントラブルの可能性が下がるのであれば、乗換え等含めて長期的には費用対効果もあってくるのではないかと考えて添加しています。
一方で、私自身も以前に比較的新しい国産車に乗っていた時は、定期的なエンジンオイル交換だけで、特にこうした添加剤は入れていませんでした。(新しいバイクはトラブルの可能性が低く、添加剤のコストパフォーマンスも悪いと考えたためです。)
余談ですが、もう一台のYB-1にはSOD-1は添加していません。こちらは2ストロークエンジンにSOD-1が対応していないことと、やはりコストパフォーマンスが見込めないことが理由です。