Tさんが投稿したツーリング情報

  • グーバイクTOP
  • モトクルTOP
  • 検索結果一覧
  • 投稿記事詳細(T+旧深名線、鷹泊駅跡。 1995年9月に)
  • Tさんが投稿したツーリング情報
    Tさんが投稿したツーリング情報
    Tさんが投稿したツーリング情報
    Tさんが投稿したツーリング情報

    旧深名線、鷹泊駅跡。

    1995年9月に廃止された深名線は、極めて人口密度の低い地域を走る、超の付くローカル線でした。

    廃止から28年。鷹泊駅は、奇跡のように現存しています。(地元企業の倉庫となっているようです)

    しかし、風雪にさらされ朽ちてゆくこの建物に、かつて駅だったことを示すものは何もありません。

    荒れ果てたホーム跡だけが、かつて、ここに鉄路が通っていた事を伝えるのみ。



    写真に写る1986年式GPz900R。

    今は赤灰カラーに塗り替えていますが、昔は青銀の、ちょっと珍しい塗色でした。

    このバイクに乗り始めたのは、1994年8月。

    北海道にしては暑い夏だった記憶がありますが、30年も前の事なので実際のところどうだったのでしょう‥。

    バイク乗りの夏は、いつも暑いよね!

    自分の中では一年間だけ重なっている、深名線とNinjaの歴史。

    なぜこんな事を書くのかというと、当時、限定解除仲間とよく走っていたのが、国道275号線だったから。

    国道275号線は、深川多度志町から朱鞠内ダムの区間までは、ほぼ深名線と並走する道路です。

    国道なので路面状況がよく、規格も地方道より上。さらに、深川より北は人口希薄地域なので車も少なく、国家権力を傘に着るパンダさんも居ない(ほとんど)。

    つまり、デカいバイクでぶっ飛ばすには好都合の道路だった、って事。

    もう、時効だと思うので書くけど、当時、深名線を走るキハ53をよく追い抜きました。

    それも、圧倒的な加速で抜き去るような追い越しです。

    今更だけど、ごめんなさい。

    若かったから、なんて、言い訳にはならないよね。



    草原の中を走る国鉄カラーの気動車。開いた窓から手を振ってくれる子供達の笑顔。

    これが、深名線の現役時代の思い出です。

    もう、遠い遠い思い出だね。

    セピア色の、時間のフィルターを通した過去。

    どこまでも続く舗装路と、ガソリン満タンのバイクがあれば完結する世界だった。

    若さってのは素晴らしいね。全てが美しく思い出される。

    ‥深名線。なにもかもが懐かしい‥(沖田十三風)

    最後の二枚は、深名線沿線の幌成の小学校跡。素晴らしい状態の木造校舎が残っています。

    実は、幌成の駅だった鉄道車両も現存するのですが、地元企業の休憩所となっている事、状態が極めて悪く、鉄道ファンとしては紹介するに忍びなく、載せておりません。

    機会があったら、深名線跡に残る駅跡や他の遺構も紹介しますね。


    バイク買取相場