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北海道に住んでいます。
バイクブームだった80年代に青春を過ごしたおかげで、DNAレベルにバイク愛が刷り込まれました。16才の細胞に流れ込んだままです。
僕の人生はRZ50て始まり、GPZ900Rによって方向付けされました。それは、いまだに続いているようです。
直列4気筒エンジン以外にバイクの価値を見出せない男だと思っていたのですが、癖のあるVツインに乗り出したのは自分でも驚きです(歳かな?)
Kawasaki信者ですが、カワサキオンリーという訳ではないのです。
バイク歴
RZ50
GSX250S刀
CB400SF
ZZ-R400
GPZ900R(現)
ZX-11
スポーツスターXL1200S
K1200R
ZRX1200R(現)
Z900RS
V7Special(現)
よろしくお願いします。




旧深名線、鷹泊駅跡。
1995年9月に廃止された深名線は、極めて人口密度の低い地域を走る、超の付くローカル線でした。
廃止から28年。鷹泊駅は、奇跡のように現存しています。(地元企業の倉庫となっているようです)
しかし、風雪にさらされ朽ちてゆくこの建物に、かつて駅だったことを示すものは何もありません。
荒れ果てたホーム跡だけが、かつて、ここに鉄路が通っていた事を伝えるのみ。
写真に写る1986年式GPz900R。
今は赤灰カラーに塗り替えていますが、昔は青銀の、ちょっと珍しい塗色でした。
このバイクに乗り始めたのは、1994年8月。
北海道にしては暑い夏だった記憶がありますが、30年も前の事なので実際のところどうだったのでしょう‥。
バイク乗りの夏は、いつも暑いよね!
自分の中では一年間だけ重なっている、深名線とNinjaの歴史。
なぜこんな事を書くのかというと、当時、限定解除仲間とよく走っていたのが、国道275号線だったから。
国道275号線は、深川多度志町から朱鞠内ダムの区間までは、ほぼ深名線と並走する道路です。
国道なので路面状況がよく、規格も地方道より上。さらに、深川より北は人口希薄地域なので車も少なく、国家権力を傘に着るパンダさんも居ない(ほとんど)。
つまり、デカいバイクでぶっ飛ばすには好都合の道路だった、って事。
もう、時効だと思うので書くけど、当時、深名線を走るキハ53をよく追い抜きました。
それも、圧倒的な加速で抜き去るような追い越しです。
今更だけど、ごめんなさい。
若かったから、なんて、言い訳にはならないよね。
草原の中を走る国鉄カラーの気動車。開いた窓から手を振ってくれる子供達の笑顔。
これが、深名線の現役時代の思い出です。
もう、遠い遠い思い出だね。
セピア色の、時間のフィルターを通した過去。
どこまでも続く舗装路と、ガソリン満タンのバイクがあれば完結する世界だった。
若さってのは素晴らしいね。全てが美しく思い出される。
‥深名線。なにもかもが懐かしい‥(沖田十三風)
最後の二枚は、深名線沿線の幌成の小学校跡。素晴らしい状態の木造校舎が残っています。
実は、幌成の駅だった鉄道車両も現存するのですが、地元企業の休憩所となっている事、状態が極めて悪く、鉄道ファンとしては紹介するに忍びなく、載せておりません。
機会があったら、深名線跡に残る駅跡や他の遺構も紹介しますね。