こてつさんが投稿した愛車情報(GSX1300R HAYABUSA)

初投稿。

30歳になり何か新しいことを始めたい。と思った。

そうだ、バイクの免許を取ろう。と教習所へ。

原付にすら乗ったことの無い男は、何の迷いもなく大型ストレート教習に申し込んだ。

この歳になるとスピードへの憧れや好奇心より恐怖心が先行する。

何事も新鮮な教習を無事終え、免許取得。

さて、乗るバイクがない。

県内のバイク屋さんに足を運んでみた。

物凄いバイクの数だ。知識皆無ではあったが、相棒を探すとなるとワクワクが止まらない。

どのバイクもカッコよくて選べない。

店員さんに相談してみる。　

最初は経験も無いから250ccくらいでいいんではないかと。

大型免許を取ったのも大型に乗りたかった訳ではない。免許は邪魔にはならないから、どうせ取るなら大型でいいかくらいのノリだった。

少し店内を見てると自分の好みがわかってくる。

大きいのがいい。スポーティなやつがいい。
ハンドルが分かれてるやつがいい。　白がいい。

さて、今日は帰るか。見れただけで十分か。

と帰ろうとした時、店員さんから　

音聞いてみます？昨日きた新車で。

真っ白なボディにブルーの差し色。

サイドカウルには大きな『隼』の文字。

重低音で、どこか品のあるいい音。

大きくどっしりしているが、どこか獲物を狙って走り出しそうな美しい流線型なボディ。

これがいい。これにする。　

新しい隼。新型の隼。

そのバイク屋さんではその車体がまだ買えないとのことだったので、急いで帰る。

知り合いの車屋さんに相談してみた。

ウチもともとバイク屋だから引っ張ってこれるぞ。　

と朗報を受け、即日成約。　

納期は約半年。長い。長すぎる。

30歳にもなって待つことがこんなに苦だったことはない。

毎日車屋の前を通り、来てないかなーと店の中をチラチラ。来る日も来る日もチラチラ。

2022年9月に30歳になり免許を取った。

2023年3月某日。免許取得から約半年後。

相棒が来た。人生初のバイク。

誰の色にも染まってないピッカピカの新車だ。

晴れの日がこんなに嬉しいことはない。

仕事の日が晴れていると帰りたい。

これからの季節、バイクにはもってこいだ。

次はどこに行こうか。どんなパーツを買おうか。

そんなことを毎日考えている。

バイク好きな人と知り合い愛車を自慢し合いながらツーリングもしたい。

お金と時間はいくらあっても足りない。


そんな遅咲きライダーです。