
タッつぁん
▼所有車種
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- GSX1100S KATANA
周りの色んな方々の反対を押し切り、再び大型バイクに跨がって早8年。
クラッチが重たいと言う悩みが解消し、カタナライフがますます楽しくなって来ました。
まだまだ乗るぞ!
<車歴>
HONDA ST50
KAWASAKI Z400LTD II
SUZUKI GSX750S
HONDA CB350 four
KAWASAKI KDX125SR
YAMAHA XT250S
SUZUKI GSX1100S KATANA



晴れた。気温も低くは無い。ただ、いつも行動は夕方から。
プラグを替えた。外、1番、4番はかぶり気味。内、2番、3番は焼け気味 …… 何故?
プラグを替えたおかげか、エンジンレスポンスも 音も 良くなった気が …… これも気分の性か ……
いつものように宇治市外を抜け宇治川ラインを北上。いつにも増してコーナーを上手く抜けることが出来ない。ここ数日、調子が悪い。テンションが上がらない。アンダーステアを強く感じる。満タンクのせいなのか。宇治木屋線との別れ道 …… 帰ろうか ……
深呼吸をくりかえし、冷たい空気を肺いっぱいに吸い込む。
谷間から見える空は青から群青色へ。気温も下がり始めている。ボンヤリしていた月がハッキリしてきた。綺麗だ。
こんな日はゆっくり落ち着いて走るに限る。
ゆっくり走れば、それはそれで気持ち良い。いつもであれば 嫌いなコーナーのゼブラ舗装も その振動を楽しんでいる。
宇治川ラインの途中に 気になる橋が2本。
1本目は大嶺橋。バイクは通れない吊り橋。この橋を渡ると何処に行けるのだろうか。
2本目は喜撰山大橋。常に門扉が閉まっているアーチ橋。よく見るとカッコいい橋だ。
カフェ"MM" で フレンチトーストとホットコーヒーを頂く。薪ストーブが暖かい。火を見つめていると気持ちが落ち着く。どうやら今日の客は私が最後のよう。
真っ暗闇を走る。充電したはずの電熱グローブ、左手だけ 電源が落ちる。白いヘッドライトとメーターパネルの緑の光だけの世界。数台の対向車とはすれ違う。19時になるかならないかの時間にもかかわらず、車は いたって少ない。
前方にテールランプが見えてきた。追いつくと、直ぐさまハザードをたいて、左に寄ってくれる。「そんなつもりは無いのに …… 」 左手を上げ、挨拶をしながら追い抜く。
再び 真っ暗闇を一人ぼっち ……