
はなわ
▼所有車種
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- MT-09/SP
MT-09 SP 2021(8BL-RN69J)
おっさんです。久しぶりの大型バイクです。体もバイクもゆるりと慣らしてまいります。
旅にでたい!



軽く山まで
2022年11月 MT-09 SP 2021(8BL-RN69J)
いろいろいじったので、山までゆるりと走ってみた。
高速においても山道でも、ナックリガード、スポイラーなど、特に暴れたりすることなく、快適だった。
ミラーはだいぶ慣れた。後方をより見やすくするため、結果として最も下げた位置にする(最も横に出す)ことになった。手のちょい上にミラーがある感じで、ハンドルとミラーが一体になった感じ。
今まではミラーが高い位置にあり、かつ長かったので、すり抜けの際はミラーとハンドル両方を気にしなければならなかったが、これがハンドルだけになった。これはいいかも。
ただ、ナックリガードはやはり邪魔。今まで数センチのバーだったものが、格段に大きくなったのだからあたりまえだけど。そして、それほど気にしてなかった奥行き。レバーのさらに数センチ前方に出てるので、これを気にしなければならなくなったのは、かなりネガティブだ。やはり春になったら外すことになるのかな。
とてもいい天気で気温も高かったのだけど、バッテリーテストのため、電熱グローブは最弱でかなりの時間使ってみた。家にかえるまで使えていたので、数時間は使えるのだと思う。気温が下ったらどうかわからないが、午前で走りにいく程度はもちそうだ。
グリップヒーターはとても良かった。最弱でずっとつけているとありがたみがわかる。いつもほのかに暖かい。バーテリー気にしなくていいしね。ただ、致命的な問題がある。エンジンを切って再始動するたびにヒーターのスイッチを入れ直さなきゃならないこと。これは面倒だ。さらに、スイッチオンでは最強状態なので、最弱にするのは、スイッチの色を見ながらさらに数回押さなければならない。これはだめだなあ。押せばいいじゃんって話なんだけど、実際この儀式をしいられるのが苦痛だし、デジタル化による退化・本末転倒ぶりを思うとメーカーには一言いいたくなる。せめて設定温度だけでも覚えてくれればいいのだけど。
あと、今回つけたグリップヒーターは、巻き付けタイプ。スロットルが太くなったことで若干影響があった。まず感じたのは、ブレーキレバーが遠くなったこと。普段はブレーキに中指一本をかけながら走っていることが多いのだけど、これまでかかっていた指がちゃんとかからない。いざブレーキをかけようとすると、一度指を前に出してレバーにかけ直してから握り込む必要がある。数ミリの違いは大きかった。高速のパーキングに入ってレバー調整をしようとしたが、すでに最も手前のポジションになっていて改善できなかった。まあ、これは絶対的な指の長さの問題ともいいきれず、今のグリップの握り方でも問題なので、今後自然に慣れて改善されるかもしれない。
一方で、アクセルワークにも問題が出た。太くなったので、気にして扱っていたのだけど。徐々に攻めた走りもしてみたけど、うまく扱えたと思う。おかしな動きがあったのは、低回転でゆるりとパーシャルでコーナーをまわっていたとき。アクセル開けてないのに燃料が回って押し出される。そんな初めての体験が2回あった。低回転でゆるりと、と書いたが、これは意図的にゆっくり走っている状況ではなく、その時の交通事情でやむなく陥った状況。頻繁に起きる状況ではないし、ゆっくり走ってる状況なので怖い思いはしなかったのだけど、意図しない挙動というのは気持ち悪いものだ。特定速度と特定ギア、低回転において、電子制御により一瞬加速された。その条件が、普段の乗り方で表面化されなかったものが、スロットルの厚みがましたという微妙な変化で表面化されたのだろう。
電子制御の中身を変更できるわけではないし、危険な状況でもないので、これ以上は考えないけど。まあ、こういうことも起こりうるってことだね。
結果、スロットルはやはりデリケートであったということ。変更しないのが無難。冬を終えたら戻すことは決めていたのだけど。今後はスロットルごと交換するタイプに変更して夏もずっと使うことも考えようかな。それか、ほんとに寒くなってから巻くか。でもでも、グリップヒーターの心地よさは今回肌にしみたからなぁ。この時期からも欲しいわ。つーことは、やっぱりスロットルごと変えるか。
結局ヤマハ純正にするとこになったりして。純正オプションのヒーターは、車体に最初からコネクタが用意されていて、ステータスはメーター内に表示されたりするらしい。値段高いんだけどね。ちなみに、SP用は不具合があったとかで生産中止になったらしく、新しいものは今は入手できない。来年3月入荷予定とか出てた。