
はなわ
MT-09 SP 2021(8BL-RN69J)
おっさんです。久しぶりの大型バイクです。体もバイクもゆるりと慣らしてまいります。
旅にでたい!




ハンドルを下げた
2022年10月 MT-09 SP 2021(8BL-RN69J)
高いハンドルにはなかなか慣れない。なんとか下げられないもんかと思ってきた。
ブレーキホースやクラッチケーブルの長さ変更となると簡単にできるもんじゃないので、キットで売ってるものを探してたのだけど。なかなか無い。旧型MT用の物はいろいろ出ているのだが。
唯一見つけたのが、アグラスのハンドルキット。中央のストレートバーとハンドル部のバーがセパレートになっていて、絞り角が大きそう。ポジションは前方下方に移動されるとのこと。カッコよさそうだし、クラッチワイヤー付属とのことで、そのへんも配慮されているのだろう。
ただ、ポジションの移動量が書かれていない。ノーマルの異様に長いハンドルポストを置き換えるのかと思いきや、ノーマルを使うみたい。そこから、上に伸びて、下に垂れる。結果どれだけ下がるのかと考えると、ほとんど下がってないんじゃないかとも思える。だから移動量の記載が無いのではないかと想像。タレ角が増えてるなら、なおのこと下げられないのではないか。タンクがあるから。
そもそもMTでデザイン的に好きになれないのが、エラの張ったタンク。さらにはこれのおかげでハンドルも下げられない。それならいっそのことタンク変えちゃうのがいい。幸いなことにXSRのものは良さそうだ。だけど、ハンドルはまだ高い。XSR GTとかR9が噂されてるけど、低いハンドルになってホースやケーブルも出てきたら、それ丸ごとパクればいいんじゃね?
なんて妄想してると、今、高い金だしてアグラスじゃないよなあ、と。
でもでも、今どうすんのさ。今ある下方修整欲求はどうするのさ。
結論としては、ハンドルポストを短くして、ハンドルがタンクにぶつかるギリギリまで下げてやることにした。
ノーマルのハンドルポストを切削加工すれば簡単なのかもしれないけど、自分は工作機械を持っていないし、やってみないとどれだけカットすべきかの判断もむずかしい。なので、他車用のものを物色してみた。
この部分、規格化されるようなことはないようで、メーカー、車種によってまちまち。なかなか難しい。それならヤマハの近い機種で、ということで見ていくと、中古で良さそうなものを発見。多分トレーサー900のノーマル。傷とかあって悩んだけど、使えるかわからないし、まあお試しで買ってみた。
結果から言うと、これが大正解だった(今のところ)。
新ハンドルポストの底面から上面(ハンドルバーの中心点)までの高さは、約94mm。ノーマルが約118mmだったので、約24mm下がる。自分がイメージしてた下げられる限界くらいのベストサイズだ。
クランプ上部のノーマル部品とのボルト接合も完璧。下部の車体と接合するスタッドボルトも同一。接合面は円形から長方形になるので接地面積は小さくなるが、まあ、問題なさそうだ。
いろいろ確認しながら進めたが、都度、いいじゃん、いいじゃん!って。こんなにうまく行くとは思わなかった。
ハンドルクランプが約24mm下がり、前方に5〜10mm移動した。傷も気にならない、色もこのままでもいいかもしれない。テンションが上がってる今だけかもしれないけど(笑)
外観はあまり変わらないかもしれないけど、コックピットはハンドルがメーターにグッと近づいたので、かなりいい感じです。
ハンドル位置は当面これでいくことにします。
あと、できるなら、広いハンドル幅と小さい垂れ角はかわっていないので、ハンドルを少し短くカットしたい。グリップ部を少し内側にもってくるだけでもいいですね。旧MTはこれが簡単にできるらしい。
早く乗りたい!