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同じバイクに数年間乗っているなかで、違うバイクに乗り換えたいと考えるライダーも多いでしょう。とはいえバイクは安い買い物ではなく、思い立ったらすぐに乗り換えられるというものでもありません。
では、一般的にバイクは何年くらいで乗り換えるのが良いのでしょうか。この記事では、バイク乗り換えのタイミングや乗り換えに必要な手続きについて解説します。お得に乗り換えるコツも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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バイクを乗り換えるきっかけ8選
ライダーがバイクの乗り換えを検討するきっかけには、どのようなものがあるのでしょうか。
気になるバイクを見つけたとき
現在乗っているバイクより好みの車種が発売されたときは、乗り換えを考えるタイミングといえます。
一般的にバイク業界では、新型のバイクが好まれる傾向にあります。また人気のバイクは競争率が高く、迷っているうちに売り切れてしまうかもしれません。
買う決心をしたときには値段が上がっていた、売り切れていた、といった状況を避けるためにも、気になるバイクがあったら思い切って乗り換えることをおすすめします。
バイクの寿命を感じたとき
バイクの寿命は運転の仕方や日々のメンテナンス状況によって変わりますが、一般的には「走行距離5万~10万km」といわれています。バイクの寿命が迫ってきていると感じたら、早めに乗り換えを検討しましょう。
ほかにも主要部品が壊れてしまった場合や、修理しても直らないなどの場合は、バイクの寿命といえます。不具合や故障が続く場合は乗り換えるタイミングかもしれません。
故障や不具合などが起きてから買い取りを依頼すると、買取価格が大幅に下がる可能性があります。少しでもお得に乗り換えたいのなら、寿命を迎える前に素早く行動しましょう。
走行距離が各排気量の目安を超えたとき
さきほど少し触れましたが、バイクの寿命には走行距離が関係しているとされています。
排気量ごとの走行距離の目安は次のとおりです。
走行距離はあくまでも目安です。メンテナンスや走り方が良くないと消耗が進み、2~3万kmで限界がくる場合もあります。また、売却する場合に金額に影響する基準は、3年を超えているかどうかとされています。
修理費用より乗り換え費用のほうが安いとき
何度も修理を繰り返しながら同じバイクに乗り続けるよりも、新車に乗り換えたほうがコストを抑えられるケースもあります。修理費用と乗り換え費用を比較して修理費用のほうが高い場合には、乗り換えを検討しましょう。
また、修理を繰り返しているバイクはまたいつ故障するかわかりません。走行中に急なトラブルが起こった場合は重大な事故につながるおそれもあります。新車に乗り換えることで、事故の未然防止にもつながります。
車検のタイミングが迫ってきたとき
車検のタイミングが迫っている場合も、乗り換えを検討するきっかけになります。
排気量が250cc超のバイクは、2年に一度の車検を受けなくてはなりません。費用は整備業者が行なうか自ら運輸支局などに持ち込んで行なうかによって異なりますが、一般的には5~10万円ほどかかります。乗り換えを検討している場合には、車検の前に決断するのがよいでしょう。
バイクの使用目的が変わったとき
どのような目的で乗るかによってバイクの選び方は異なり、使用目的の変化によって乗り換えを考えるライダーは少なくありません。
例えば、街中での運転がメインだったときは小型バイクが便利だったものの、長距離ツーリングに楽しさを感じるようになったら、大型バイクにも興味がわいてくるでしょう。使用目的に合ったバイクに乗ることで、運転の楽しみも倍増します。
金銭面で変化があったとき
金銭面の変化も乗り換えを考えるきっかけになります。転職や昇進で金銭面に余裕ができたので小型から大型へ、また反対に維持が難しくなったら大型から中型へなど、事情に合わせて柔軟に乗り換えを検討しましょう。
新たな免許を取得したとき
バイクの運転免許には7種類あり、種類によって運転できるバイクが異なります。新しいバイク免許を取得したら、乗り換えも検討してみましょう。
バイクを乗り換えるタイミングは何年目がおすすめ?

バイクの乗り換えを検討するきっかけはさまざまですが、現在のバイクに何年ほど乗れば、乗り換えのタイミングといえるのでしょうか。ここでは、乗り換えにおすすめのタイミングを解説します。
新車:3年目か5年目で乗り換え
現在のバイクを新車で購入した場合、3年目か5年目のタイミングでの乗り換えがおすすめです。その理由として、まずは車検の時期が挙げられます。
250cc超の新車は最初の車検を3年目に迎え、それ以降は2年ごとの車検が義務付けられています。そのため初めての車検である3年目か、2回目の車検である5年目に乗り換えれば、車検代を次のバイクの購入費用に充てられるでしょう。
バイクの価値は、年数と走行距離で決まります。5年愛用したバイクは走行距離も長くなり価値が下がってくるだけでなく、故障や不具合など安全面でのリスクも高まっていると考えられます。
購入から5年が経っていれば、ローンを完済している方も多いでしょう。ローンが終わっているバイクは自由に売却できるため、このタイミングで乗り換えを検討してみるのも一案です。
中古車:2年目に乗り換え
現在のバイクを中古で購入した場合、タイミングによっては購入後2年目に車検を迎える可能性があります。
前述のとおり、車検では5~10万円ほどの費用がかかります。車検を迎える2年目のタイミングで乗り換えて、車検費用を新車購入費用に充てることも選択肢の一つでしょう。
半年~1年ですぐ乗り換える人も
ライダーのなかには、半年~1年のスパンで定期的に乗り換える人もいます。短い期間で乗り換えるメリットとしては、「常に状態の良いバイクに乗れる」「高値で買い取ってもらえる」「維持費がかからない」などが挙げられます。また、そのときに気になっているバイクに乗れるという楽しみも見逃せません。
短期間での乗り換えを検討する場合、注意すべきポイントはローン返済についてです。現在のローン完済の前に次のバイクを購入すると多重ローンになり、返済できない事態にもなりかねません。ローン残債や自身の収入などを考慮し、無理のない購入計画を立てましょう。
お得にバイクを乗り換えるコツ

バイクを乗り換える際は、少しでも高く愛車を手放したいものです。お得に乗り換えるためのポイントや時期などを解説します。
下取りと買い取りを賢く選ぶ
バイクを売る際の取り扱い方には、大きく分けて次の2つがあります。
下取り
新しいバイクの購入を前提に、同じ業者に現在のバイクを買い取ってもらう
買い取り
現在のバイクを買い取ってもらう際に、新しいバイクの購入を前提としない
ディーラーや正規代理店などは販売をメインに行なっており、高値での買い取りは期待できません。その点、買取専門店は販売ルートを豊富に持っているため、高値で買い取ってくれる可能性が高いです。
少しでも高くバイクを買い取ってほしい方や、乗り換えにあたってまずは売却だけしたいという方は、下取りよりも買い取りを検討しましょう。
通販で新しいバイクを購入する場合なども、今のバイクは買い取りで手放すことになります。
一方で、愛車のローンが残っている状態で乗り換える場合は、ディーラーなどで下取りしてもらいつつローンを組み替えるのがいいケースもあります。
ローンが残っている場合の売却についてはあとで詳しく解説しますが、まずは買取店に相談したほうがよいでしょう。
5月に売るとお得
バイクの需要は4~7月頃に一気に増える傾向にあります。そのため、需要が増す5月頃に売却すると高値で買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。
バイクがよく売れるこの時期には、バイク店も在庫をキープしなくてはなりません。そのため買い取りも積極的に行なっており、ほかの時期に比べて高値で買い取ってくれることも多いのです。
また、多くの就業者がボーナスを迎える6月もバイクの需要が高まる時期であり、それを加味しても5月の売却が得になると考えられます。オフシーズンになりつつある時期ですが、12月のボーナス前も同様です。
どうしてもすぐに売却したいといった事情がなければ、需要の多い4~5月を狙って売却しましょう。
決算期の3月、9月も売り時
バイクの販売店も3月、9月には決算期を迎えるため、販売の追い込みをかける場合があります。販売に力をいれるためには在庫を確保しなければならず、買い取りにも力を入れる時期といえるでしょう。
この時期に買い取りキャンペーンを実施する販売店もあり、そうしたキャンペーンを利用すればさらに高値で買い取ってもらえる可能性があります。
2~3月に購入するとお得
新しいバイクは、バイク店にとってのオフシーズンとなる2~3月に購入するのがおすすめです。
バイク店は4月以降のバイク需要の高まりを見越して、在庫数を増やしていきます。そのため2~3月は在庫が比較的豊富なうえ、販売価格は4~10月のオンシーズンよりも低めに設定されていることが多いのです。また値引き交渉にも応じてもらいやすい時期であるため、よりお得に購入したい方は、2~3月を狙いましょう。
税金対策なら3月売却、4月乗り換えがベター
バイク所有者は軽自動車税を納付しなくてはなりませんが、これは4月1日時点の登録情報をもとにして課税されます。
3月末までに廃車手続きを完了し、4月2日以降に新しくバイクを購入・登録すれば、4月1日時点はバイクを所有していないこととなりその年は課税されません。
反対に、軽自動車税は割賦されないため、4月1日以降に廃車手続きをしてしまうと、そのあと乗らなかったとしても4月1日時点の情報をもとに1年分の税金を払うことになってしまいます。
バイクを乗り換える際に必要な手続きと注意点【古いバイク編】
乗り換え前の古いバイクは、廃車手続きが必要となります。排気量別の廃車手続きや必要書類をご紹介します。
125cc以下のバイクの廃車手続き
廃車手続きは、市区町村の役所で行ないます。必要なものは以下のとおりです。
126~250ccのバイクの廃車手続き
廃車手続きは、ナンバープレートを管轄する陸運局(運輸局)で行ないます。必要なものは以下のとおりです。
251cc以上のバイクの廃車手続き
廃車手続きは、ナンバープレートを管轄する陸運局(運輸局)で行ないます。必要なものは以下のとおりです。
バイクを乗り換える際に必要な手続きと注意点【新しいバイク編】

次に、新たなバイクを購入した際に必要となる手続きについて解説します。
自賠責保険の手続き
250cc以下のバイクを乗り換える場合、自賠責保険の変更手続きを行ないましょう。書類がそろったら保険会社か買取店に提出し、変更手続きをしてもらってください。
手続きに必要なものは、以下のとおりです。
任意保険の手続き
バイク乗り換えの際には、任意保険の名義変更も行なってください。新たな車検証(原本またはコピー)が用意できたら保険会社か代理店に連絡し、変更手続きを行ないましょう。
違う車種に乗り換えた場合には、新たに保険に入り直す必要があります。乗り換え後に予期せぬトラブルに巻き込まれないためにも、変更手続きは確実に行なってください。
ノンフリート等級の引き継ぎ
無事故で過ごしていると上がっていくノンフリート等級(等級制度)も、バイク乗り換えの際の引き継ぎが可能です。
ただし排気量区分が「125cc以下」のバイクと「125cc超」のバイクでは適用される保険が異なるため、等級の引き継ぎはできません。引き継ぎできるのは、排気量区分が同じバイクの場合のみと覚えておきましょう。
ナンバープレートの引き継ぎは基本的にできない
ナンバープレートは基本的に一台に一枚となっています。これには、取り外して複数台に付け替えて乗るといった状況につながるなどの理由が挙げられます。
ただし、自治体によっては業務用など特別な事情の場合は、申請によりナンバープレートを引き継げるケースもあるため、各自治体に確認してみるとよいでしょう。
その場合、先に述べた廃車手続きをしてしまうとナンバープレートも一緒に提出してしまうため、廃車手続きせずに申請することになります。
ローンが残っているバイクから乗り換える場合
ローンが残っているバイクを売却する場合、基本的にはローンの残債をすべて支払ってから売却します。難しい場合は、ローンの残額がバイクの買取価格より高いか低いかで対応が異なります。買い取りを依頼するバイク販売店などに相談しながら慎重に行なう必要があるでしょう。
ローン残額<古いバイクの買取価格:一括返済
乗り換え時にローンの残額をすべて自分で返済できるようであれば、一括返済するのが基本です。
一方で、販売店によっては、ローン残額相当額をバイク買取分の前払い金として用意する方法をとっている場合があります。そちらでいったん残債を返済し、バイクの売却価格から前払い分を差し引いた分が、最終的に支払われる仕組みです。
例)バイクの買取価格が50万円、残債が30万円の場合→前払い30万でローン返済、残り20万円を受け取り
一括でのローン返済が難しく、上記例のパターンに合致する場合は、販売店に相談してみるとよいでしょう。
ローン残額>古いバイクの買取価格:ローンの組み直し
古いバイクの買取価格よりも、ローンの残額が大きければ、先ほど紹介した販売店によるサポートは利用できません。
そのため、ローン残額と新しいバイクの購入価格を合算して、ローンを組み直すことになります。ローンの組み直しの場合は、ローン会社と提携しているバイク販売店などを利用して乗り換えなくてはなりません。
まとめ
気になるバイクを見つけたときや車検のタイミングが迫ってきたときなど、ライダーがバイクの乗り換えを検討するきっかけはさまざまです。現在のバイクに何年乗ったかも乗り換えの判断材料になるため、いろいろな観点から考えて検討しましょう。
バイクをお得に売却するためには、適した売却方法や時期を知っておくことが大切です。また乗り換えの際にはさまざまな手続きが発生するため、もれのないように注意し、スムーズな乗り換えを実現してください。
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