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バイクのブレーキキャリパー・キャリパーピストンの役割や構造

ディスクブレーキの主要パーツがブレーキキャリパーとキャリパーピストンです。これによってディスクブレーキ自体の性能も大きく変わってきます。今回はブレーキキャリパーやキャリパーピストンの役割や構造、そしてメンテナンス方法について解説します。

ブレーキキャリパーとは

ブレーキキャリパーはディスクブレーキに欠かせないパーツです。ディスクブレーキはブレーキキャリパー内のキャリパーピストンが、ブレーキパッドをローターに押し付けて制動力を得る構造になっています。ピストンの大きさや構造は様々であり、6本もピストンがあるブレーキキャリパーもあります。ピストンの数が増えるほど高性能になりますが、それだけ高価になってきます。

また、バイクのブレーキキャリパーは高い放熱性が求められるので、高価なアルミ合金で作られているものも少なくありません。

ブレーキキャリパーの種類

ブレーキキャリパーには、主に機械式ブレーキキャリパーと油圧式ブレーキキャリパーがあります。機械式ブレーキキャリパーはワイヤー駆動によってブレーキパッドを押し付けますが、油圧式ブレーキキャリパーは油圧によりブレーキパッドを押し付ける仕組みになっています。

機械式ブレーキキャリパーは構造が単純であったこともあり、初期のディスクブレーキの主流でした。一方、油圧式ブレーキキャリパーはより高性能であり、現在のディスクブレーキはほとんどがこの油圧式ブレーキキャリパーを利用しています。また、構造によって比較的古い方式であるフローティングキャリパーやブレーキピストンを2つ持つ対向ピストンキャリパー、そして高価なモノブロックキャリパーに分けられます。

ブレーキキャリパーの種類

ブレーキキャリパーを清掃しよう

ブレーキキャリパーは定期的に掃除することが必要です。制動力が劣ってきた、ブレーキの効きが悪くなってきた場合には、ブレーキキャリパーを取り外して清掃してみましょう。

まず、キャリパーピストンツールでピストンを引き抜きます。ピストンが抜けたら、洗浄液に浸けるか研磨剤で磨いておきましょう。ピストンが外しづらいなら、潤滑剤代わりにブレーキフルードを垂らします。他にも、全体的にサビを確認し、サビがあるようならば研磨剤で磨いておきましょう

まとめ

この記事ではブレーキキャリパーやキャリパーピストンについて解説しましたが、こうしたブレーキの構造に詳しくなっておくことは大事です。また、交換は素人ではかなり難しいですから、販売店に頼るようにしましょう。

本記事は、2016年9月16日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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