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ソロキャンプには何で行く?各移動手段の特徴や注意点まとめ

持ち物が多いキャンプは、車で移動するものというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。キャンプ場は山奥にあることが多く、車移動が多くなりがちです。ソロキャンプに興味があるものの、移動手段などが心配で踏み出せない方もいるかもしれません。

しかし、一人用の荷物を持って気軽に移動できるソロキャンプは、移動手段にもさまざまな選択肢があります。この記事では、ソロキャンプの移動手段とそれぞれの魅力、注意点を紹介します。

ソロキャンプには何で行く?まずは移動手段を決めることが重要

目的地からキャンプのテーマ、そして移動手段まで、一人で好きなように決められるソロキャンプですが、移動手段によって持てる荷物の量や大きさ、目的地が左右されます。初めてのソロキャンプなら、まずは移動手段を決めてから次に行き先を選び、それに見合った道具の準備を始めることが重要です。

天気が良さそうだからツーリングがてらバイクで行く、そもそも免許を持っていないので自転車や公共の交通機関を使う、といった場合、車よりも積載量が少なくなります。そのため、必然的に持ち物もコンパクトなものを選ぶことになるでしょう。

ソロキャンプのおもな移動手段

初めてのソロキャンプでは先に移動手段を決めることが大切とお伝えしましたが、どのように移動手段を決めたら良いのでしょうか。それぞれの移動手段には異なる魅力や楽しみ方があります。今回は徒歩+公共交通機関、自転車、バイク、車の4つについて特徴やメリットを紹介します。

徒歩+公共交通機関なら、冒険気分を味わえる

電車やバスなどの公共交通機関でキャンプ場の最寄り駅まで移動し、そこから徒歩でキャンプ場へと向かう移動方法です。バッグ1つにテントやシュラフ(寝袋)、調理道具などをすべて詰め込んで出かけるこのスタイルは、バックパックで旅へ出るような冒険気分を味わえます。

また、車やバイクに比べて移動費のコストを抑えられ、渋滞の心配がいらない点もメリットです。大きなバックパックを背負うのが苦手な方は、スーツケースを利用するのもよいでしょう。

自転車なら、目的地までの道のりも楽しい

ロードバイクやクロスバイクなどを使う自転車移動は、ツーリングを楽しみながらマイペースに移動できるのが魅力です。自転車を収納する輪行バッグを使用すれば、キャンプ場近くまで飛行機や電車などで移動することもできます。

また、自転車は車やバイクと違い運転免許がいりません。渋滞に巻き込まれる心配も基本的になく、自転車のみの移動であれば移動費がかからずに済むでしょう。

キャンプ場でのテント設営が完了してから、気軽に周辺散策に出られるのもメリットです。

バイクなら、自転車と車の良いとこ取りが可能

キャンプツーリングとも呼ばれるバイク移動のキャンプは、道中の景色や寄り道なども楽しめる点が魅力です。坂道の多い行程や多少のでこぼこ道など、自転車では抵抗を感じるコースも楽しみやすいでしょう。また、自転車に比べて積載量が多いため、持って行けるキャンプ道具の量もアップできる点がメリットです。

車よりも積載量は低いですが、一人であれば問題ありません。車で通るには細くて不安な道でもバイクならスムーズに通れます。車よりも移動の自由度が高く、自転車と車の良いとこ取りがバイクの魅力といえるでしょう。

車なら、行き先・持ち物の選択肢が広がる

車で行くソロキャンプのメリットは、なんといっても荷物の制限が少ないことでしょう。車に積み込める範囲であれば、大きさや重さをあまり気にする必要がありません。

目的地の選択範囲が広い点も、車のメリットです。自転車よりも遠くに行けますし、バイクよりも身体への負担も少ないでしょう。公共交通機関のみではアクセスが難しい場所も、車なら気軽に行けます。また、公共交通機関のように時間に縛れられることがなく、好きなタイミングに出発や寄り道ができる自由度の高さも魅力です。

シートを倒せば、車中泊を楽しむこともできます。

移動手段別|ソロキャンプの道具選びのポイントと注意点

移動手段別|ソロキャンプの道具選びのポイントと注意点

好きになればなるほどキャンプ道具にもこだわりが生まれ、いろいろと持って行きたくなりますが、ソロキャンプの場合は移動手段に合わせて道具を厳選し、本当に必要なものだけを持って行くことが大切です。また、移動手段ごとに気を付けるポイントが異なります。移動手段に合わせた道具選びと、注意点を解説します。

徒歩+公共交通機関の道具選びのポイント・注意点

徒歩+公共交通機関移動は、荷物の重さをダイレクトに感じやすいため、できる限り荷物をコンパクトにできるよう用途が多様なアイテムを選ぶとよいでしょう。例えば定番キャンプ道具のシェラカップは、カップにもクッカーにもお皿にもなります。荷物をコンパクトに収納できるようスタッキングできるアイテム選びも重要です。

バックパックの場合は、収納方法にもコツがあります。キャンプ場で使う順番を意識しながらパッキングしましょう。設営にあたり最初に広げるであろうテントをシェラフやクッカー類の下に入れると、荷物を全部出して設営することになってしまいます。

なお、公共交通機関を利用する場合、一度乗り換えを間違えるだけでかなりのタイムロスになることもあります。利用する駅の周辺で大きなイベントがあると、路線バスなど予約できない乗り物が混雑ですぐに乗れない可能性もあります。事前に周辺状況を調べ、時間に余裕を持った無理のないスケジュールを作成しましょう。

自転車の道具選びのポイント・注意点

自転車移動の場合、ツーリングに適したロードバイクなどに荷物を分載するスタイルが一般的です。安全に走行することを第一に考えると、徒歩+公共交通機関以上に軽く、コンパクトなアイテムを厳選する必要があります。重いものやサイズの大きいものを無理に積むと、走行中にバランスを崩して転倒する可能性もあるので、必要最低限のものだけを持って行きましょう。

自転車の場合はパンクやタイヤの空気の減りが想定されるため、空気入れなど整備キットの用意も大切です。なお、急な天候の変化に備え、自転車に付けるバッグは防水性の高いものを選ぶとよいでしょう。

体力勝負の自転車移動は、急な雨など想定外のシチュエーションに体力を奪われることもあります。余裕のある時間設定をして出発することが大切です。

バイクの道具選びのポイント・注意点

バイク移動の場合は、徒歩や自転車よりも重い荷物を載せられるようになります。

バイクの場合、サイドバッグやトップケースを装着してキャンプ道具を収納するのが一般的です。ただし、重い荷物を無理に積むのは自転車と同様に危険なため、積載重量やバランスには十分注意してください。サイドバッグを使用する際には、左右のバランスが悪いとカーブなどで転倒しやすくなります。できるだけ、小さいアイテムやスタッキングできるアイテムを選び、バランスや軽量化を意識しましょう。

バイクでソロキャンプに行く場合、移動距離が長くなる、または高低差が大きくなるなどで、体力的に負担が大きくなりがちです。急な天候・気温の変化に対応できるよう、防水・防寒アイテムも用意しておくことをおすすめします。

車の道具選びのポイント・注意点

荷物の重さやサイズをあまり気にする必要がなく、シーズンを問わずにキャンプに出かけられる車は、移動手段に合わせて道具を選ぶ必要があまりありません。ただし、荷物を積み込むときは後方の確認がしっかりできるように気を付けましょう。

なお、キャンプ場によっては、駐車場とテントエリアが離れている場合があります。アイテムを1つずつバラバラに積み込んでしまうと、荷物を運ぶのに車とテントを何度も往復することになりかねません。荷物はできるだけ収納ボックスやバッグ、キャリーワゴンなどを使って運ぶとよいでしょう。

目的地の選択肢が広い車ですが、ハイシーズンは渋滞に巻き込まれる可能性があります。したがって、渋滞情報のチェックや渋滞回避ルートの下調べも大切です。

まとめ

一人用の荷物を用意して気軽に始められるソロキャンプですが、どの移動手段を利用するかによって、スタイルや楽しみ方、持って行くキャンプ道具の選び方が変わります。したがって、まずは移動手段を決めてから、道具選びをすることが大切です。

それぞれの移動手段の注意点も参考にしながら、快適なソロキャンプを楽しんでください。

本記事は、2023年11月6日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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