250SS
250ccクラスの
新スタンダード!!
KAWASAKI
Ninja 250
新車価格●65万4500円 中古相場●23.6万～99万円
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新時代を築き上げ令和のスタンダードに!?
90年代半ばにレーサーレプリカブームが終わったあと、250ccクラスは長らくストリートモデルやスクーターが席巻。ビッグバイクではすでにスーパースポーツ（SS）が人気だったのに対し、250ccクラスはまったく異なる様相だった。
そんな流れに待ったをかけたのが、08年に登場したニンジャ250Rである。以後、同クラスではSSが大人気となり、今に至る。
そして先日、カワサキから新開発直列4気筒エンジンを搭載したZX-25Rが正式に発表された。今後、同クラスはこれまで通り2気筒がスタンダードでいられるのか？各社4気筒を出し、そちらがスタンダードになっていくのか・・・要注目だ。
ライバルも強力!!
新車登録台数
| 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 3,734 | 3,700 | 3,487 | 3,836 | 3,516 | 7,548 | 5,466 | 3,565 | 3,107 | 2,366 | 2,761 | 1,946 | 45,032 |
※グーバイク調べ（Ninja250Rを含む）
飽きることなくいつまでも付き合える・・・
ロングセラーにはそんなモデルが溢れている
ニッポンのスタンダードにはやはり日本の風景がよく似合う。長い時間をかけて、愛車と日本中を旅していただきたい。
ロングセラーモデルに共通するのは「奇をてらった機構がない」ということ。最新の装備などはほとんどなく、デザインにもアクがない。そんなモデルだからこそ、一度愛車にしてしまえば、飽きることなく長く乗り続けることができるのだろう。
また、モデルチェンジによる変化がほとんどないのも、ロングセラーバイクの人気のポイント。年月が経っても新車とほとんど変わらないので、買い替えようという気が起こらない。低年式モデルという劣等感が生まれないのは魅力的だ。
気になるのは、近年250ccクラスのスタンダードとして定着してきたフルカウルモデル（SS）。カワサキZX-25Rの登場によって、より高性能を求めていくのか・・・注目したいところである。
ともかく、1台のバイクと長く付き合いたいと考えているなら、車種選びのポイントに「ロングセラー」を加えてみるのはいかがだろうか？
※中古車相場価格はグーバイク調べ（2020年8月）。
