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関ヶ原古戦場跡


天下分け目の合戦跡で歴史ロマンに浸ってみる

 関ヶ原といってほとんどの人が真っ先に思い浮かべるのは「関ヶ原の戦い」ではないでしょうか。1600年、今から408年前に徳川家康(東軍)と石田三成(西軍)が争った天下分け目の戦です。歴史の授業はモチロン、小説やマンガ、映画やテレビと様々に取り上げられ、ご存知の方も多いはずでしょう。街のあちこちに「〜陣跡」といった場所があり、それらを巡りながら歴史ロマンに浸ってみてはいかがでしょうか。

 1600年9月15日、東軍7万5千、西軍10万の兵が関ヶ原に集結しました。早朝から深い霧が立ちこめる中にらみ合いを続ける両軍。そんな中、井伊直政の抜け駆けに怒った福島正則が宇喜多秀家の陣に向けて発砲し戦の火ぶたが切って落とされ、たちまち激戦・乱戦の様を呈したのでした。西軍やや優位の戦局の中、石田三成はまだ参戦していない武将に応援要請の使いを出します。しかし島津義弘はこれを拒否、毛利秀元・長宗我部盛親らは吉川広家に道を阻まれ参戦できずと、思うように軍を動かせません。正午過ぎ、家康の督促に意を決した小早川秀秋が裏切り、大谷吉継隊を攻撃します。これに呼応し東軍に寝返る隊が現れ戦局は一変。西軍は総崩れとなり、東軍の勝利で戦は幕を閉じたのでした。

 諸将の陣跡には石碑が建てられたり陣旗が立てられるなどしています。散策コースにもなっていて案内看板が幾つもありますから意外と迷わずに見つけられます。目の前に田んぼがあったり細い路地を抜けていったりと、「えっ、こんなところで戦があったの」とちょっとビックリ。歴史ファンならずとも感慨深いものがあるはずです。  天下分け目の大戦だけあって、陣跡などのスポットはとにかくたくさんあります。観光サイトで下調べをするか、駅近くの歴史民俗資料館に立ち寄って確認するなどしてから回ることをオススメします。


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伊吹山ドライブウェイ
・関ヶ原古戦場跡


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