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バイクのバッテリーがすぐ上がる原因は漏電?修理するには?

バッテリーはバイクの始動に対して、とても大切な役割を担っています。バッテリーが上がると、エンジンがかからなくなるなどトラブルの原因になります。今回は、バイクのバッテリーがすぐに上がるときの原因と修理方法についてご紹介しましょう。

バッテリーが上がる原因とは?

バッテリーが上がってしまう原因には、以下のようなものがあります。

  • レギュレーターのパンク
  • 漏電
  • 寿命
  • ライトの消し忘れ
  • 電気の使い過ぎ
  • 長期放置 など

過放電や充電不足によって、バッテリーの機能は低下します。電気系統の故障により漏電し、頻繁にバッテリーが上がるようになります。バッテリーが上がると性能が弱まるため、最悪の場合バッテリー交換が必要になってしまいます。

バッテリーが上がる原因を追究!漏電しているかどうかを調べるには?

バッテリーが上がる原因を追究!漏電しているかどうかを調べるには?

バッテリーが上がる原因を調べるのに必要な機材は、電流計やバッテリーチェッカーです。原因がわからない場合は、手順を追って原因を突き止めます。手順は以下の通りです。

  1. バッテリーの電流を測る
  2. バッテリーチェッカーでバッテリーをチェックする
  3. ドロップダウンテスト(漏電テスト)を行う

バッテリー自体が弱っている場合は、それが原因だという可能性ももちろんありますが、漏電していた場合は、新しいバッテリーに変えても無駄になってしまうため、漏電テストは行ったほうが良いです。漏電テストは、バイクのキーをオフにして、電流計をバッテリーと配線の間に入れて電流を計測します。もし、電流が流れるようなら、計測値によって漏電箇所を特定できる場合があります。
漏電テストの方法を記載しましたが、電流計やバッテリーチェッカーは、決して安いモノではありません。また、配線のつなぎ方を間違えると故障の原因となるので、本来は、バイクショップで確認してもらうのが良いでしょう。

漏電している場合はどう修理する?

漏電はすぐに対処しなければ、他の電気系統の故障を併発させる可能性があります。最悪の場合、そのバイクには乗れなくなってしまうでしょう。漏電を発見したときの対処方法は以下の通りです。

  • バイクショップで修理してもらう
  • バイクを買い替える

バイクの回路図などを把握して、配線を確実に触ることができるならセルフでの修理ができる可能性もありますが、基本的にはプロにお任せするのが良いでしょう。しかし、漏電の修理は故障箇所によって高額になる場合もあります。修理価格によって、中古や新品のバイクに乗り換える方が良いと判断されることもあるため、まずは見積もりを出してもらいましょう。

交換するなら高性能なものに!おすすめのバッテリー6つ

格安バッテリーも販売されていますが、寿命や安定性の観点から言えば、高性能で安全性の高いバッテリーに交換するのがおすすめです。メーカーによって特性も違うので、ここでは、おすすめのバッテリーについてご紹介して行きましょう。

GSユアサ VRLA(制御弁式バッテリー)

GSユアサのバッテリーは世界シェアNo.1で、純正バッテリーとしても採用されている信頼度の高いバッテリーです。もうひとつのオートバイ用バッテリーである開放型のYBシリーズも良いですが、交換の場合は、メンテナンスフリーで漏液を抑制するつくりになっているVRLAがおすすめです。

Pro Select Battery ナノ・ジェルバッテリー

プロショップ用のバッテリーを開発しており、製品のバリエーションも豊富なメーカーです。ナノ・ジェルバッテリーはメーカー側が力を入れているバッテリーで、放電しにくく長期保管の点でも優れています。横向きで置いても漏れず、耐震性も高いのが特徴です。

Pro Select Battery エコリチウムイオンバッテリー

小型ながら大容量のリチウムイオンバッテリーは、バッテリーを入れるスペースに限りがあるバイクで、バッテリーの増量を行いたい場合におすすめです。省スペースにも関わらず、通常の鉛バッテリーよりも大容量で、ガスの発生もありません。車両の軽量化を考えているライダーにもおすすめのバッテリーでしょう。

DYTONA ハイパフォーマンスバッテリー

バイク製品の大手メーカーDYTONA製のバッテリーです。1年保証がついているので、トラブルが発生しても安心して利用できるでしょう。鉛バッテリーでも鉛純度を高めることで自己放電率を低減させています。

古河バッテリー FTシリーズ

日本メーカーの古河バッテリーは、バッテリー専用のメーカーで、衛星のリチウムバッテリーの製造も手掛けています。価格が安いFBバッテリーもありますが、交換するときはVRLAのFTシリーズが良いでしょう。他社製品との互換表もホームページに公開されているので、バッテリー交換の際に参考にされることをおすすめします。

ACデルコ メンテナンスフリーバッテリー

世界的なモータースポーツパーツブランドで、アメリカで1世紀以上の歴史がある信頼度の高いメーカーです。バイクのバッテリーはコンベンショナル(従来型)バッテリーとメンテナンスフリーバッテリーに分けられますが、後者なら横向きにも耐えられるのでおすすめです。

バイクのバッテリーを入れる場所は、車と違い大きさが決められています。そのため、ある程度同じ大きさ以下のバッテリーしか入れることができません。また、バイクの車種によっては横向きの設置となるので、開放型バッテリーよりはVRLAを購入した方が多くの車種に対応しているでしょう。

まとめ

  • バイクのバッテリーが上がる原因には漏電や長期放置などいろいろなものがある
  • 漏電チェックには電流計やバッテリーチェッカーを使用する
  • 漏電チェックや修理は専門の知識が必要なので素人では難しい
  • 漏電しているときはバイクショップで修理するかバイクを買い替えるのが得策

本記事は、2018年4月6日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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