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バイクのエンジンオイルを入れすぎた場合の抜き方

バイクにとても重要な役割を果たすエンジンオイルですが、ついうっかり入れ過ぎてしまった場合、早めに対処しなければ、トラブルに発展する可能性があります。今回は、オイルを入れ過ぎた場合の対処法についてご紹介しましょう。

エンジンオイルを入れ過ぎた場合の症状

エンジンオイルが多過ぎると、以下の症状が発生します。

  • オイルが漏れる
  • エンジンの動きが悪くなる
  • アイドリングが不安定になる
  • マフラーから白煙がでる
  • 燃費が悪くなる など

エンジンオイルの入れ過ぎは、オイル上がりやエンジンルーム内の過剰な摩擦抵抗を引き起こします。しかし、オイル上がりやアイドリングが不安定になるなどの症状は、エンジンオイルの入れ過ぎ以外でも発生します。そのため、自分で判断が難しい場合は、バイクショップで点検してもらうことをおすすめします。
エンジンオイルの入れ過ぎとなる量は、車種にもよりますが、規定量より1cmオーバーが目安です。 オイルを入れ過ぎた場合は、不必要なオイルを抜かなければいけません。

入れ過ぎたエンジンオイルの抜き方

入れ過ぎたエンジンオイルの抜き方

過度に入れたエンジンオイルは、以下の2つの方法で抜き取りましょう。

上抜き

抜く量を調整しやすい方法です。

必要なもの

  • オイルチェンジャーまたはスポイト
  • 手袋
  • 新聞紙
  • ビニール袋

作業手順

  1. エンジンをかけてバイクを温める
  2. オイル注入口のフタを取り外す
  3. オイルチェンジャーかスポイトを使い余分なオイルを取り除く
  4. ビニール袋に新聞紙を入れて不要なオイルを染み込ませる
  5. フタを取り付ける
  6. 少し時間を置いてオイルゲージを確認する
  7. オイルゲージが適正範囲なら作業を終える

注意点

  • エンジンオイルが服に付かないよう注意する
  • 廃油を染み込ませた新聞紙は可燃ごみにだす

オイル交換(下抜き)

下抜きは多くのエンジンオイルが出てしまう方法ですが、対策方法の一つですので確認しておきましょう。

必要なもの

  • レンチ
  • オイルを入れる容器
  • 新しいエンジンオイル
  • 手袋
  • 廃油処理箱またはオイルを保存できる容器

作業手順

  1. エンジンを温める
  2. ドレンボルトを抜く
  3. オイルが出切ったらドレンボルトを戻す
  4. 新しいオイルを補充してオイルが落ち着くまで待つ
  5. オイルゲージを確認して規定量以内なら完了

注意点

  • オイルが熱いので火傷をしないよう気を付ける
  • オイルで汚れないよう気を付ける
  • 廃油は住んでいる自治体の指示に従って処分する

基本的には以上の2種類の方法を使い、オイルを抜き取ります。もしセルフでの作業が難しいと感じた場合は、バイクショップに依頼しましょう。

まとめ

  • オイルの入れ過ぎでエンジンに異常が発生する可能性がある
  • 規定量より1cm以上入れてあるとトラブルが発生する確率が高まる
  • 入れ過ぎたエンジンオイルはオイル注入口側かドレンボルト側から抜き取る
  • セルフでの作業に不安があればバイクショップに依頼する

本記事は、2018年10月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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