
竜神のしもべ
最近、休日の天気に恵まれているので、雨男からニックネームを変えました。
高校生からバイクに乗り初め、いつの間にか定年というゴールが間近に迫っている老いぼれです。大型免許はありますが、もともと中型の排気量の方が好みなので、今は16年目を迎えたDRZ400SMとモンキー125を所有しています。
最近はバイクに乗るより、登山することが多いのが現状です。バイクに関しては、まだまだ走り足りないのだけれど、たどり着きたくないゴールが間近に迫る中、ほぼ、完治不能とされる鈴菌に感染してしまい、余命わずか。
後は限られた残りのシーズンで、煩悩の赴くままに、バイク人生の最後の追い込みに出向く所存であります。









ほぼ、1ヶ月ぶりに休日の天気が晴れたので、9月10日に開通した、福島県の昭和村と会津美里町を結ぶ国道401号線を走って来ました。
国道401号は、会津若松市から尾瀬を経由して、群馬県沼田市に至る、かつて会津と上州を結んでいた交易路で、「会津沼田街道」とも呼ばれ、約400年の歴史ある古道です。
1600年に真田信之(幸村の兄)が沼田城から会津若松に行くために整備したのが始まりと言い伝えられています。
江戸時代に開拓されたという会津沼田街道は、昭和の時代になって、尾瀬にダムの計画や、車道の計画が、尾瀬の環境保全のために取り止めになっています。
檜枝岐村を初め、奥会津に伝わる落人伝説も、その尾瀬を経由しているので、未開通の国道401号線ではありますが、落人伝説が尾瀬国立公園の隠れた魅力でもあります。
去年、昭和村の御前ヶ岳に登山してから、ファーマーズカフェ大芦家に立ち寄ったのですが、あいにくの定休日だったので、今回は、そのリベンジもかねたツーリングでした。
先月に博士トンネルが出来たことで、会津方面に国道401号線を使った新たなツーリングコースが出来ましたが、だいぶ日の入りが早くなっているので、今回は鶴ヶ城までは行かず、会津若松からとんぼ返りで、甲子トンネルを抜けて、日没までに何とか帰宅しました。