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バイクの熱中症対策で猛暑の夏も快適ツーリングを楽しもう

猛暑のなかでツーリングに出かけるときには、バイクならではの熱中症対策が必要です。熱中症予防アイテムが増えた近年では、多くのライダーが自分でできる工夫と対策で、快適なツーリングができるようになりました。

この記事では、ベテランライダーも実践する6つの熱中症対策をご紹介します。すぐに試せるものばかりですので、ぜひ真夏のツーリングに取り入れてみてください。

バイクのおすすめ熱中症対策とは?

バイクのおすすめ熱中症対策とは?

バイクの熱中症対策には、以下のようなものがあります。

ツーリング前夜は睡眠をたっぷりとる

眠りの質の低下や睡眠不足は、体温の調節機能を低下させます。研究論文によると、寝不足のときにウォーキングなどをすると、深部体温の上昇が起こりやすいことがわかっています。そのため、真夏のツーリング中に体温調整機能をきちんと働かせるためには、質の高い十分な睡眠をとることが重要です。

熱中症は、ひどい場合臓器不全をもたらす怖い病気なので、以下のような不調があるときには、ツーリングの時間を短めにしたり、中止したりするように心がけましょう。

  • 睡眠不足
  • 二日酔い
  • 著しい疲労
  • 体調不良 など

速乾吸湿性の高い長袖インナーを着る

真夏にバイクに乗るときには、長袖の速乾吸湿性インナーを着るのがおすすめです。速乾吸湿性インナーには、汗を素早く乾かす際の気化熱によって涼しさを感じさせる機能があります。

真夏のツーリングでは、半袖の洋服は避けるようにしましょう。猛暑のなかで半袖を着用すると、露出した腕に直射日光があたり、日焼けや肌の乾燥が生じてしまいます。また、体内から水分が失われると疲労感も増します。したがって、夏場にバイクに乗るときには、長袖の速乾吸湿性インナーを着用するようにしてください。あまりにもひどい暑さに悩まされたときは、インナーの上から身体を冷やすスプレーを吹きかけてもよいでしょう。

身体を積極的に冷やす

猛暑のなかでバイクに乗るときは、熱中症を防ぐために以下のようなアイテムを使って、身体を外から冷やす工夫も必要です。

  • ネッククーラー
  • 冷却ベスト
  • クールタオル など

太い血管が通っている首元を冷やすと、身体を効率よく冷やすことができます。そのため、体温の上昇が想定される真夏にバイクを乗るときは、首元に上記のような冷たいアイテムを巻くのがおすすめです。

ヘルメットを見直す

真夏のバイクツーリングを快適にするにあたっては、ヘルメットの風通しの良さも大事なポイントです。ヘルメットのおでこ部分にベンチレーション(穴)があると、ヘルメット内部にこもった熱を効率よく排出してくれます。白バイ警官が装着しているジェットタイプのヘルメットも、視認性が高く外気を取り込みやすい構造です。ツーリング中に頭部の暑さが気になる人は、このような構造・形状のヘルメットに変えてみるとよいでしょう。

喉が乾く前に水分補給をする

ツーリング中に喉が乾いたら、それは熱中症のサインです。水分補給は、喉が乾く前に定期的に行なうのが理想です。

ただし水分摂取の際は、コンビニエンスストアなどで購入したキンキンに冷えたものを一気に飲まないようにしてください。冷たい飲み物は、胃腸の働きを低下させます。また、水分や血液が一部の器官に集中することで、脱水症状がさらに悪化することもあります。バイクツーリングの休憩で水分補給をするときは、口に含んで温度を少し上げてから、ゆっくり飲むようにしてください。

また、ツーリング中はたくさん汗をかくため、塩分やミネラルも不足しやすくなります。したがって、汗をかいたあとの水分補給では、普通の水ではなく経口補水液などを選んでもよいでしょう。

周辺情報の収集も重要

真夏のバイクツーリングでは、熱中症だけでなくゲリラ豪雨などにも注意しなければなりません。ゲリラ豪雨や強風などに見舞われないようにするために、出発前にお天気アプリなどを使って走行予定ルートの天気予報をチェックするようにしましょう。

天気予報で熱中症の厳重警戒や注意マークなどが出ているときは、アスファルト舗装からの照り返しの強い平地ではなく、木陰の多い山間部や高原などを走るのがおすすめです。あまりにも予想気温が高いときは、早朝から午前中の早い時間に終わるスケジュールに変更したり、道の駅などの休憩ができる施設があるルートを選んだりするとよいでしょう。

まとめ

直射日光にさらされるバイクツーリングでは、熱中症を防ぐためのさまざまな対策が必要です。特に、睡眠の質の改善や適切な水分補給は、熱中症対策として非常に有効なのでおすすめです。

近年は、バイク専門店やスポーツ用品店などでも、便利な熱中症対策グッズを販売しているので、そのようなアイテムも積極的に取り入れてみてください。また真夏のツーリングでは、熱中症だけでなくゲリラ豪雨などにも注意しなければなりません。出発前に、走行ルートの天気予報を必ずチェックするようにしましょう。

本記事は、2020年7月30日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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