【中古・輸入】プロショップでバイクの修理を断られたら？｜グーバイクマガジン -公式サイト-

バイクを少しでも安く買おうと、中古車サイトやオークションを日々チェックしているという方は多いでしょう。しかし、中古バイクや輸入バイクは修理を断られてしまう場合もあるため、注意が必要です。ここでは、プロショップでバイク修理を断られてしまう理由や、修理店が見つからない場合の対処方法について解説します。中古バイクの購入を検討している方は、ぜひ最後まで目を通していってください。

バイクショップが修理を断る理由

「自店購入以外の中古車・輸入車の修理不可」と掲げているバイクショップは多くありますが、これは修理に関わるトラブルを回避することが主な理由です。

例えば、ネットで購入した中古バイクのオイル漏れに気づいて、消耗部品の交換を依頼した場合、バイクショップは適正な価格で消耗部品の交換作業を行い、バイクを戻してくれます。しかし、車体本体のゆがみや関連する他のパーツの損傷によってオイル漏れが起きていた場合、単なる消耗部品の交換ではトラブルを起こした症状は改善されないため、修理依頼者（客）としては納得がいかないでしょう。

特に、ネットを介して購入したバイクはどのように使用され、どのように損傷しているのかを一目で判断できません。バイクショップは自店で点検・整備している車種ならば、ある程度の予測・検討をつけてメンテナンスやアドバイスを行えますが、それができないとなると、やむを得ず修理を断るしかないということです。

簡単なセルフメンテナンスの方法は覚えておこう

中古車サイトなどのネット販売では、バイクを安く買える特徴があります。バイクにかかる費用を少しでも軽減するなら最適な手段と言えますが、修理箇所が無数にあると本末転倒となってしまうため注意しましょう。
「中古車を買ったけれど失敗した……」という事態を未然に防ぐためには、修理不可と断られてしまったときのために、セルフメンテナンスの方法を覚えておくのがおすすめです。
チェーンの調整やオイル交換、タイヤの空気圧調整など、走行に関わる簡単なメンテナンスができれば、中古車購入後の安心感が増すでしょう。

ただし上述のように、中古車は一目で状態を把握しにくく、万全の状態にするにはある程度のメンテナンス技術や知識が必要です。購入後「おかしいな」と感じたら、無理なメンテナンスや走行をせず、中古バイク・輸入バイクの修理を受け付けているバイクショップを探すのがおすすめです。

お付き合いできるバイクショップを持とう

「ネットで購入したバイクの修理ができず困っている」という方は大勢います。もし中古車購入後に本格的な修理が必要だと分かったら、まずは親身に相談に乗ってくれる最寄りのバイクショップを探しましょう。
「他店で購入した中古バイク・輸入バイクの修理OK」と掲げているバイクショップがあれば、一度相談してみるのがおすすめです。このようなバイクショップでは、違法改造車を除き、購入場所を問わずほとんどのバイク修理を受け付けてもらえます。部品の調達が難しく、修理を断られやすい外車や逆輸入車、旧車も修理できる可能性があります。

バイクショップは単なる「店」ではなく、ライダーと店主の人間関係が築かれていく場です。バイクを通じて出会いや発見、成長を感じ、店主と友好的な関係であり続けることでバイクライフをより充実させられます。
中古車を買って修理に悩んだときこそ、長くお付き合いできるバイクショップ探しに力を入れてみてはいかがでしょうか？

まとめ

• バイクショップが修理を断る理由は後のトラブルを避けるため
• セルフメンテナンスは中古車購入後に役立つ
• 修理を断られた場合は「中古バイク・輸入バイクの修理OK」のショップに相談する
• 中古車を購入したタイミングで長くお付き合いできるバイクショップを探すのがおすすめ

本記事は、2019年3月26日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。