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【バイク】タコメーターの故障の症状と修理方法

タコメーターのトラブルが急に発生した場合、走行に支障をきたしてしまいます。また、タコメーターは車検基準も定められているので、そのままではバイクに乗ることができなくなります。そういった事態にならないよう、ここではタコメーターの故障と修理方法について確認して行きましょう。

タコメーターの故障の原因

タコメーターの故障は、以下のような原因によって起こります。

アナログ式の場合

  • メーターケーブルの劣化
  • グリス切れ
  • タコメーターの劣化
    • メーターダンパーオイルの劣化
    • 針が折れる など

デジタル式の場合

  • バッテリーの異常
  • 接触不良
  • タコメーター本体の故障 など

アナログ式ではタイヤの回転数をワイヤーに伝え、速度や回転数を表示させています。そのため、タイヤとメーターの間にあるワイヤーに異常があれば、正確に数値を表示させることができません。一方のデジタル式では電気パルス信号を読み取るため、バッテリーなど電気関連に異常があると、表示された値と実数値に誤差が出てくる可能性があります。

タコメーターが故障した場合の症状

タコメーターが故障した場合の症状

タコメーターに異常があると、以下の症状が現れます。

  • 異音が聞こえるようになる
  • タコメーターが揺れる
  • 走行しても反応しない
  • 数値が明らかにおかしい など

このように、タコメーターの異常は、音や表示計に現れます。タコメーターから異音が発生している場合は、余分なグリスなどの異物が邪魔になって、正常に針が動かなくなっていることがあります。また、ワイヤーや配線に異常があると、タコメーターの数値が狂ったり反応しなかったりする場合があるでしょう。

タコメーターの修理方法

次に、タコメーターが、グリスなどの異物で動かなくなったときの修理方法をみていきましょう。

用意するもの

  • 工具
  • ウエス
  • グリス
  • 洗浄剤

修理方法

  1. 工具を使いタコメーターを取り外す
  2. 可動部などについている汚れやグリスを洗浄剤で取り除く
  3. グリスを薄く塗りこむ
  4. 配線をつなげて動作確認をする
  5. タコメーターを取り付ける

注意点

  • 無理に分解すると元に戻せない場合やズレが生じる場合があるので注意する
  • タコメーターの正常な動作が復活しない場合は交換するかバイクショップに修理を依頼する

タコメーターのオーバーホール方法などもありますが、精密なパーツであるため、修理に自信がない方はバイクショップで点検・修理を依頼しましょう。

まとめ

  • アナログ式タコメーターはメーターケーブルの劣化やグリス切れなどが原因で故障する
  • デジタル式タコメーターは電装系やタコメーター本体の故障が原因
  • タコメーターが故障すると異音が発生したり動かなくなったりという症状がでる
  • タコメーターは精密なパーツであるためセルフ修理に自信がない場合はバイクショップに依頼する

本記事は、2018年8月31日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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