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バイクのクラッチ滑りや動作不良の原因と修理方法

運転をしていてクラッチの調子が悪いと感じていた場合、クラッチ滑りが起こっている可能性があります。それでは、クラッチ滑りとはどういうものなのでしょうか。今回は、クラッチが動作不良を起こしたときの応急処置や修理方法などについてご紹介しましょう。

クラッチ滑りの症状とは?

クラッチ滑りは、クラッチの密着度が低下して起こるもので、以下のような症状が出ます。

  • 回転数を上げてもスピードが出ない
  • 空ぶかししたようになる
  • 発進できなくなる

クラッチ滑りが起こると、ギアに上手く力が伝わらず、スピードがでなくなってしまいますが、すぐに走れない状態になるわけではありません。しかし、だからといって放置せず、前兆を感じた段階で修理をしておくのがおすすめです。

クラッチ滑りの原因とは?

クラッチ滑りの原因とは?

クラッチ滑りの原因には以下のようなものがあります。

  • フリクションディスクの摩耗
  • クラッチディスクのゆがみ
  • クラッチスプリングのヘタリ
  • クラッチプレートの焼き付き
  • クラッチプレートのすり減り など

これらが発生すると、クラッチの密着度が低下してしまいます。クラッチプレートの交換は自分で行えますが、もし、修理が困難な場合や原因がわからないときは、バイクショップで修繕してもらいましょう。

クラッチ滑りや動作不良時の応急処置や修理方法

クラッチ滑りを感じたり、クラッチの動作不良を起こしたりしたときは、以下の対処法があります。

  • レバーやクラッチワイヤーのグリスアップと遊びの調整をする
  • クラッチプレートを確認する など

確認しても原因がわからない場合は、バイクショップで確認してもらいましょう。

クラッチパーツの交換時期の目安

クラッチパーツの交換するタイミングを計るには症状を見極める必要があります。その理由は以下の通りです。

  • 走行距離は2万kmほどが目安
  • クラッチワイヤーはほつれたり切れたりしてから交換する
  • パーツによって消耗する走行距離や使用期間が決まっていないものもある
  • 基本的にクラッチ滑りを感じ始めたら交換時期 など

バイクの使い方によって、クラッチの消耗具合は変わってきます。そのため、症状が出始めたときがパーツの交換時期となります。クラッチパーツの不具合を放っておくと、走行不能になってしまうケースもあるため、クラッチ滑りの症状は把握しておきましょう。

まとめ

  • クラッチ滑りが起きると回転数が上がってもスピードが出なくなる
  • クラッチ滑りはフリクションディスクやクラッチプレートなどに原因がある
  • クラッチ滑りを感じたときはレバーやクラッチワイヤーなどを点検する
  • 原因がわからないときはバイクショップで点検や整備をしてもらう
  • クラッチパーツの交換時期はクラッチ滑りの症状がみられてから

本記事は、2018年3月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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