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異音など、バイクのミッション故障の症状と原因

バイクは車と違い、ギア付きのミッションバイクが主流です。ミッションは運転の仕方などによって故障する可能性があるので、事前に故障の症状や扱い方を知っておくのが良いでしょう。今回はミッションについてご紹介しましょう。

ミッションが故障したとき発生する症状

ミッションの故障は、異音で判断することができます。異音が発生する場所は以下のときです。

  • ギアチェンジ
  • 発進時
  • アイドリング中
  • クラッチの操作時

もし、異様な音を感じた場合は、すぐにバイクショップで確認してもらうことをおすすめします。

ミッションが故障する原因

ミッションの故障は以下の原因が考えられます。

  • ギアの異常 / 摩耗 / 損傷
  • オイルの汚れ
  • クラッチの摩耗
  • クラッチワイヤーのグリス切れ など…

クラッチのグリス切れやオイルに不純物があると、ギアが上手く回らず故障につながる可能性があります。異音を感じた場合は、一通りのメンテナンスをして、音の原因を調べてみましょう。

ミッションが故障する原因

バイクのミッションを傷める運転や扱い

バイクのミッションは、荒い運転をしていると、寿命が早まり故障しやすくなってしまいます。たとえば以下のような運転はミッションを痛めやすいです。

  • クラッチをつなぐ時間が長い
  • シフトショックを良くおこす
  • ギアと回転数が合っていない
  • エンジンをかけて直ぐに高速走行する など…

半クラッチ状態を維持すると、クラッチが削れてしまうので注意が必要です。また、最も負荷が大きいのはギアと回転数が合っていないことでしょう。加速や減速をするたびに、適したギアに変えなければ、ギアに負荷をかけてしまい、故障の原因となってしまうのです。

停車して、バイクが冷えた状態では、オイルも固くなりスムーズにいきわたりません。理想としては、少し徐行状態で動かし、オイルを温めてから高速走行した方が負荷を減らせるでしょう。ミッションを長持ちさせるには、以下の乗り方を意識してみましょう。

  • クラッチ操作を素早く行う
  • ギアチェンジ前は回転数を少し上げる
  • 走行時はギアと回転数を適切に合わせる
  • 走行はじめはゆっくりとした走行をこころがける など…

負荷のかからない乗り方を覚えれば、ミッションの寿命は長くなるでしょう。気を付けて走行するようにしましょう。

ミッショントラブルの対処方法

ミッショントラブルを対処するには、定期的なメンテナンスが必要となります。

  • フィルターを交換 / 掃除する
  • グリスを塗りなおす
  • オイルを交換する など…

グリスやオイルの点検を行うことで、ギアへの負荷を減らし、ミッショントラブルを抑制することが期待できます。また、ミッションが古くなってきた場合は、バイクショップで点検してもらいましょう。

まとめ

  • ミッションが壊れると異音がなる
  • ギアやクラッチの損傷や摩耗が故障の原因となる
  • オイルやグリスが切れていると故障する可能性が高くなる
  • ミッションの故障予防はギアに負荷をかけない
  • 定期点検をおこなってトラブルに対処する

本記事は、2018年2月28日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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