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バイクタンクの塗装をはがす方法&タンクを自分で塗装する方法

「タンクに傷がついているので塗装し直したい…」「タンクをオリジナルカラーに塗ってカスタムしたい」など、バイクのタンクを塗装したいと思ったことのある方もいるでしょう。しかし、何も考えずに缶スプレーを使って塗装をしても、うまくいきません。

塗装を綺麗に仕上げるには、正しい手順で作業することが大切です。そこで今回は、「バイクのタンクの塗装をはがす方法&自分で塗装する方法」をご紹介します。

バイクタンクの塗装をはがす方法

「塗装を行う上で最も重要なのは下地処理」と言われることからも、塗装はがしは非常に重要です。綺麗にはがすことができれば、その後の仕上がりも良いものとなるでしょう。

塗装をはがす方法ですが、剥離剤を使う方法がメジャーです。剥離剤を塗装の上に塗りこむと、時間とともに塗膜が縮れて浮いてきます。浮いた塗膜はスクレーパー(ヘラ)で簡単に取り去ることが可能です。剥離剤を使ってもところどころ塗装が残る場合があるので、剥離が終わったら最後にヤスリを全体にかけておきましょう。

タンクに塗装が必要な理由

バイクのタンクは金属でできているため、塗装して表面をコーティングしないと錆びてしまいます。しかし、タンクはその形状ゆえに傷つきやすく、塗料がはげてきたり傷がついてきたりします。その状態のまま放っておくとそこから錆が進行してしまうため、タンクの再塗装が必要になるのです。

バイクタンクをDIYで塗装する方法

バイクタンクをDIYで塗装する方法

バイクのタンクDIYで塗装するには、いくつかの工程を踏まなければなりません。その工程は、以下の通りです。

  1. 下地作り
    先ほども解説したように、塗装をするにはまず古い塗装をはがすことから始まります。塗装をはがしたら、ヤスリで表面を均一に整えましょう。ヤスリがけが済んだら、下地塗料として“サーフェーサー”というグレーの塗料を吹きます。サーフェーサーは塗装の土台になるため、できれば強度の高いウレタンサーフェーサーを使うことを推奨します。サーフェーサーが乾燥したら、メインの塗料の食いつきを良くするために、耐水ペーパー(#1,000~1,500)で表面を優しく研磨してください(削りすぎて下地が出ないよう注意)。
  2. 塗装
    下地ができたらいよいよ本塗装に入ります。缶スプレー、もしくはスプレーガンでタンク全体を塗装していきましょう。このとき、一度にべた塗りするのではなく、何度も薄く吹き重ねて色を乗せていくイメージで作業すると仕上がりが綺麗になります。
  3. 仕上げ
    最後の仕上げにクリアーを吹いていきます。クリアーを塗ることで表面が保護され、見た目にもツヤが増して美しくなります。

タンクはガソリンがこぼれて塗装面に付着する可能性が非常に高いので、必ず耐ガソリン性のあるウレタンクリアーを使ってください。ラッカークリアーだとガソリンで溶けてベタベタになってしまいます。
ウレタンクリアー塗装後はそのままバイクに装着してもいいですが、こだわる場合は最後にコンパウンドで磨くとより一層美しい塗装面になります。

まとめ

  • バイクタンクの塗装をはがしには、剥離剤を使う方法がメジャー
  • タンクに塗装が必要な理由は錆から金属を守るため
  • タンクの塗装は「下地作り→塗装→仕上げ」の手順で作業する

本記事は、2019年10月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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