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バイクの傷を自分で補修!タッチペンの選び方から補修方法まで紹介

小回りの利くバイクは細い道などの走行が可能な反面、ガードレールや縁石などで傷を付けやすい乗り物です。ついてしまった小傷を放置していると塗装が剥がれて下地まで到達し、錆が発生する可能性があります。さらに、内部に錆が広がるとタッチペンなどを使用した補修が困難となってしまいます。愛車に小傷を発見したら、放置せず適切な対処を行いましょう。
ここでは、タッチペンの選別方法から補修方法までを解説します。

タッチペンの選び方

タッチペンは「黒いボディだから黒いタッチペン」という選び方はしません。タッチペンを選ぶ際は、補修する車体のカラーナンバーを確認し、同じ色のタッチペンを購入する必要があります。同じ色でも社外品の場合、純正品と完全に一致しているわけではないため、純正品対応、もしくは純正品を選ぶことが大切です。
ただし、長期間使用しているバイクだと塗装が劣化して従来の色味と異なる場合があり、純正品のタッチペンだとしても色のわずかな誤差は避けられないことがあります。

タッチペンを塗るための道具

タッチペンを塗るための道具

タッチペンを使って傷の補修作業を行う際は、以下の道具を用意しましょう。

タッチペン

車体に合った色を用意してください。

コンパウンド

タッチペン塗布前に、細かい傷を消すために使用します。

ウエス

はみ出したタッチペンなどを拭き取るために使用します。

専用薄め液またはシンナー

タッチペンを塗りすぎた時などに使用するもので、シンナーは乾ききったタッチペンにも対応しています。

錆取り消しゴム

万が一傷内部に錆が発生していた場合に使用します。

錆止めペイント

タッチペンを塗布する前に傷の状況に応じて錆止めを行います。

耐水ペーパー(800、1,000、1,200、1,500、2,000)

タッチペン塗布後に、塗料を滑らかにするために使用します。

マスキングテープ

研磨時に使用します。

つや出し剤

タッチペン塗布後、周辺にツヤを出すために使用します。

タッチペンで傷を補修する手順

タッチアップペンを使った補修方法は、以下の通りです。

  1. 傷周辺の汚れを洗い流す
  2. 水分を完全に拭き取ったら、コンパウンドを使用し、細かい傷に塗り込む
  3. コンパウンドで消せない箇所だけが残るので、タッチペン補修の箇所を確認する
  4. 800番の耐水ペーパーで、補修箇所の表面の凹凸をなくす
  5. 線傷の場合は耐水ペーパーを折って研磨する
  6. 錆が発生した場合は、錆取り消しゴムや錆止めペイントで防錆加工を行う
  7. 傷の箇所にタッチペンで塗布する
  8. はみ出した場合、専用薄め液やシンナーなどで取り除く
  9. 塗布が完了したら乾燥させて、塗料がやせたのを確認したら2度目の塗布を行う
  10. 塗料のやせがなくなったら傷の周辺をマスキングし、800~1,000番の耐水ペーパーで研磨する
  11. 磨きすぎに注意して凹凸をなくす
  12. 周辺の塗装面と同じ高さになったらマスキングテープを剥がし、耐水ペーパー1,000、1,500、2,000番の順番で研磨する
  13. 粗目、細目、極細目の順番にコンパウンドで磨く
  14. つや出し剤をウエスなどで塗りこみ完了

まとめ

  • タッチペンは車体のカラーナンバーを把握することが大切
  • タッチペンだけでは綺麗な仕上がりにはならない
  • タッチペンの塗布と乾燥を繰り返し、凹凸が消えるまで行うのがポイント

本記事は、2019年5月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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