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バイクの燃料ポンプの故障・トラブル症状の原因と対策

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「エンジンが突然始動しなくなった」という経験を持つ方は多いのではないでしょうか?エンジンが掛かりにくくなってしまうのには様々な原因がありますが、そのひとつに「燃料ポンプの故障」が考えられます。ここでは、燃料ポンプが故障した際のトラブル症状の原因や対策方法を解説します。

燃料ポンプ故障の症状は「走行中の急なエンジントラブル」

燃料ポンプが故障した際に起こる症状には、主に以下のような現象があります。

  • エンジン始動がスムーズではない
  • 走行中にエンジンの調子が乱れる
  • 走行中にエンジンが停止

燃料ポンプの故障によるトラブルは走り始めてエンジンが温まることで起きやすく、予期せぬトラブルにつながる可能性があります。たとえば、出先で緊急停止しなければいけない場合はロードサービスを呼ぶ必要があり、「周囲・自分の危険」や「急な出費」を招いてしまうでしょう。

このようなことから、「エンジンのかかりが悪いな」と感じたら早めの点検や対処を行うよう心がけましょう。

故障した場合の3つの対処方法

燃料ポンプが故障すると作動音がしないため、自分でも症状に気付ける場合があります(バッテリーが正常な場合)。そこで、燃料ポンプが故障した際にできる対処方法を以下にまとめました。応急処置でエンジンがかかれば自宅やバイクショップへバイクを移動させることができるので、万が一に備えて知識を蓄えておきましょう。

  • 20分〜2時間ほど時間を置き、エンジンを冷やすことで始動を促す
  • 直接燃料ポンプに振動を与える(燃料タンク周辺をたたく)ことで始動を促す
  • エンジンキーでオン・オフを交互に切り替えることで始動を促す

上記の対処方法を試してもエンジンがかからない場合はロードサービスを呼び、自宅や最寄りのバイクショップまで移動してもらいましょう。また、応急処置によって一度エンジンが始動しても、再発する可能性があります。応急処置を施したら、バイク専門店へ早急に点検を依頼しましょう。

故障した場合の3つの対処方法

故障の原因と未然に防ぐ方法

燃料ポンプの主な故障の原因は「熱」と「ゴミ」です。真夏などで気温が高い日に走行・停止を繰り返すと、温度の上昇が原因となって燃料ポンプの故障を招きます(15分〜1時間の走行、10分間の停止で故障のリスクが高まる)。

また、燃料タンク内に溜まっているゴミが燃料ポンプ内に詰まることでガソリン供給が正常に行われず、燃料ポンプが故障しやすくなります。

そのほか、雨天時の走行などで燃料ポンプ部分に水分が入り込むと、ショートや錆びが起きて故障の原因となる場合もあります。取り付ける向きに誤りがある場合も正常に稼働しなくなるため、交換・点検後は正しく取り付けできているか確認しましょう。

故障を未然に防ぐには「フィルター清掃」が重要

燃料ポンプの故障を未然に防ぐためには燃料ポンプ内の清掃が欠かせません。燃料ポンプ内部は網状の燃料フィルターでゴミを取り除き、ろ過できる構造になっています。そのため、定期的なフィルター清掃を行って、溜まったゴミを取り除くよう心がけましょう。

燃料フィルターの清掃は個人で行うことも可能ですが、分解・組立てに不安があればバイク専門店へ依頼するのが安心・安全です。

まとめ

最後に、燃料ポンプについて大切なポイントをおさらいしましょう。

  • 燃料ポンプが故障するとエンジン始動ができなくなる
  • 緊急時の対処方法は「エンジンを冷やす」「燃料タンクを叩く」「エンジンのオン・オフ」の3つ
  • 燃料ポンプの故障原因は「真夏の温度上昇」「ゴミによるフィルター詰まり」「水分によるショート・錆び」「取り付け向き」
  • 燃料ポンプの故障を未然に防ぐには「定期的な燃料フィルターの清掃」が大切
  • 定期的な点検や清掃は専門店へ依頼すると故障を未然に防げて、安心・安全なバイクライフに繋がる

本記事は、2017年12月25日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。