バイクのオイル交換時にoリングの交換は必要?交換しないリスクをご紹介!
Oリングは一見するとただのゴム製のリングですが、バイクオイル漏れを防ぐために使われる重要なパーツの1つです。オイル交換時に見落とされがちなOリングですが、交換しないでいるとどのようなトラブルを引き起こすのでしょうか?
今回は、「オイル交換時にOリングを交換しないとどうなるか」について解説していきます。
バイクのオイル交換時にoリングも交換した方が良い?
バイクのオイルフィルターにはあらかじめOリングがセットされていることが多いです。そのため、適切な期間でオイルフィルターを交換していれば同時にOリングも交換することになるので問題にはなりにくいと言えます。ちなみに、オイルフィルターは12ヶ月ごと、もしくは6,000kmごとの交換が推奨されています。
しかし、社外品のオイルフィルターの中にはOリングの付属していないものがあり、こうした場合は元のオイルフィルターからOリングを移植して使い回すのではなく、新品のOリングに交換したほうがいいです。
バイクのオイル交換時にoリングを交換しないリスク
Oリングはゴム製品であるため、時間の経過とともに劣化していきます。劣化すると弾性力が弱まり、オイルの密閉性が下がります。するとエンジンオイルの漏れが起きるようになり、最悪はエンジンの焼き付きを招くことになります。「単なるゴムのパッキン」と甘く見ていると大きなトラブルを引き起こすことになるのです。
たった数十円~数百円の部品の交換を怠ったがために、エンジン焼き付きという大損害になっては目も当てられません。オイルフィルターにOリングが付属していない場合やしばらくオイルフィルターを交換していない場合は、必ず新品のOリングに交換しましょう。
バイクのoリングの交換方法
Oリング交換はオイルフィルター交換と同時にできる作業であるため、作業自体は難しいものではありません。
手順としては以上の通りで、普段オイルフィルターを交換している方であれば難なく作業できるかと思います。ちなみに、新品のOリングを取り付ける際はエンジンオイルを薄く塗布することを忘れないでください。気密性が向上し、取り付け時にOリングを傷めるリスクを軽減する目的があるからです。
まとめ
本記事は、2019年9月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。