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空冷のバイクはオイルの減りが早い?その原因と対処法とは?

バイクのエンジンには「空冷」「水冷」「油冷」の3種類がありますが、「空冷」の場合はエンジンオイルの減りが早くなります。万が一そのまま走り続ければ重大なトラブルになる可能性もあるため、適切な交換時期を知っておくことが大切です。
ここでは、空冷バイクのオイルが減りやすい理由や適切な交換時期、交換を忘れた場合のリスクについてご紹介します。

なぜ空冷のバイクはオイルの減りが早いのか

空冷バイクのオイルが減りやすい大きな理由は、エンジンの冷却力が弱いことが原因です。空冷のエンジンでは、その名の通り空気を使ってエンジンの熱を冷却します。そのため水冷や油冷に比べて冷却力が劣り、その分エンジンオイルを多く使わなければなりません。これによりオイルの消費が激しくなり、減りが早くなるのです。
空冷エンジンの特徴や構造について気になる人は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。空冷エンジンについての知識を深めることができます。

バイクの空冷エンジンの特徴や構造

空冷バイクの適切なオイル交換のタイミングは?

空冷バイクのオイル交換は、走行距離3,000kmもしくは6ヶ月に1回のペースで行うのが理想的です。もちろん、メーカーやショップが推奨するタイミングでも問題ありませんが、場所によって交換時期が異なる場合もあります。
また、頻繁にバイクに乗る人や、バイクを大切にしたい人であれば、こまめなメンテナンスが必要不可欠です。そのため走行距離3000km、もしくは半年に1回を目安にオイル交換を行いましょう。

オイルが少ないまま走るとどうなる?

オイルが少ないまま走るとどうなる?

エンジンオイルが少ない状態で走行を続けると、エンジン内部に十分なオイルが行きわたらなくなるため、最悪の場合エンジンが焼き付く可能性があります。
もちろん、オイルゲージレベルのFULLからMINの間であれば特に問題はありません。ですが、オイルレベルゲージにオイルが付いてこなかったり、MINを下回っていたりする場合は、早急にオイルを継ぎ足す必要があります。
また、加速時やカーブ、ブレーキ時など、走行中は油面が常に変化するため、オイルの量は常に意識しておきましょう。

まとめ

  • 空冷バイクは、エンジンの冷却力が弱いためオイルが減りやすい
  • 空冷バイクのオイル交換は、走行距離3,000kmもしくは6ヶ月に1回を目安に行うのが理想
  • 少ないオイルで走り続けるとエンジン内部の摩擦が大きくなり、最悪の場合エンジンが焼き付く可能性もある

本記事は、2019年8月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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