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初心者は必見!バイクチェーンの錆に潜むデメリットは?

バイクチェーンは金属でできているため、洗浄時の洗剤や水分、走行時の雨風などにより、さびが発生しやすいパーツです。バイクチェーンのさびを長期間放置すると深刻なトラブルに発展する可能性があり危険です。さびの進行を防ぐためにも、定期的にさび落としを行いましょう。ここでは、バイクチェーンにさびが発生した際のデメリットや、さび落としをするべき頻度やチェーンの交換時期について解説します。

バイクチェーンのさび、デメリットは?走りに影響はある?

バイクチェーンのさびを清掃せず放置し続けていると、少しずつですが確実にさびは進行します。さびがひどくなると、エンジンの動力を後輪に伝えるまでにタイムロスが生じ、燃費が著しく低迷します。また、放置期間が長くなればなるほどチェーンそのものの劣化につながり、チェーン断裂の可能性が高まります。劣化によるチェーン断裂は走行中に突然起こる可能性もあるため、基本的にさびを放置することは禁物です。
バイクチェーンにさびが発生しないよう定期的なメンテナンスを心がけ、万が一さびが発生した場合は、適切な方法でさび落としを行いましょう。

バイクチェーンのさび落とし、頻度は?

バイクチェーンのさび落とし、頻度は?

バイクチェーンのさび落としは、チェーンの清掃も兼ねてチェーンメンテナンス(注油)の際に同時に行うと作業の手間が省けます。チェーンメンテナンスは走行距離500km~1,000kmを目安に行いますが、あまりバイクに乗らない方の場合、1カ月に1度もしくは雨天走行後に行うのが良いでしょう。

その方法は、ナイロンブラシとチェーンクリーナーで汚れを落とし、さびている箇所を明確にしたら、真ちゅう製のブラシを使用して細部のさびを落としていきます。その後は新たなさびが発生しやすいため、チェーンオイルでしっかり注油しましょう。

バイクチェーン、交換時期はどのくらい?

バイクチェーンの交換時期(寿命)は走行距離10,000km~30,000kmを目安としています。しかし、バイクの保管状況や走行頻度によっても異なるので、目視で確認することが大切です。以下で目視確認のポイントをチェックしていきましょう。

チェーン本体に波打っている箇所がないか

チェーンは一直線にピンが並んでいる状態が基本です。ピンが波打って固着していたり、チェーンの並びが不自然になっていたりすれば交換時期のサインです。チェーンは消耗品のため、放置せずに早急に交換しましょう。

チェーンが伸びていないか

スプロケットと接している部分を指でつまんだ際、適正な遊びの長さを超えていれば交換時期のサインです。調整しても遊びが大きい場合はチェーンがたるんでいるため、早急に交換する必要があります。

このように、チェーンは目視でも交換時期を確認できるパーツです。事故を未然に防ぐためにも、日々のメンテナンスを怠らないよう心がけましょう。

まとめ

  • バイクチェーンのさびを放置すると「燃費性能の低下」や「チェーン断裂のリスク」などの可能性がある
  • バイクチェーンのさび落としは、チェーンメンテナンス(注油)の際に清掃を兼ねて行うのがおすすめ
  • さび落とし(メンテナンス)の頻度は走行距離500km~1,000km、1カ月に1度や雨天走行後
  • バイクチェーンの交換時期は、走行距離10,000km~30,000kmが目安
  • バイクチェーンが波打っているときや、伸びきっているときは早急に交換する

本記事は、2019年3月26日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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