放置バイクのバッテリー上がり、ガソリンスタンドで充電できる？対処法はある？
放置バイクのバッテリー上がりは、適切な方法で対処しないとバッテリーを復活させることができません。しかし、付近にバイクショップがない場合、どのように充電したら良いのかと悩む方も多いでしょう。
そこで今回は、放置バイクのバッテリー上がりの対処法について解説します。「最寄りのガソリンスタンドで充電できる？」「初心者でもセルフメンテナンスできる？」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
驚くほど速いバッテリーの放電
バイクに乗っていない期間が延びれば延びるほどバッテリーは放電を続けるため、やがて充電は底をつきます。バイクのバッテリーは一般的に2週間で電力が不足気味になり、1カ月を過ぎるとエンジンをスムーズに始動できなくなってしまいます。
そのため、1カ月以上乗らずに放置したバイクは無理にセルを回し続けるのではなく、先にバッテリーを充電するよう心がけましょう。
バイクのバッテリーを充電するには、大きく分けて以下の方法があります。
ただし、長年バッテリー交換を行っていない場合や、2カ月以上バイクを放置している場合はバッテリーが放電しきっている可能性が高く、充電してもバッテリーが復活しないケースがあるため注意してください。充電できないほど放電してしまった場合、バッテリーそのものを交換する必要があります。
ガソリンスタンドでバッテリー充電はできる？
多くのガソリンスタンドは車用の急速充電器を設けています。出先の急なバッテリートラブルなど、一刻を争う場合は使用することも不可能ではありませんが、バイクバッテリーに急速タイプの充電器を使用すると、バッテリーを傷めてしまう原因となるので注意してください。特に、大幅に放電したバッテリーに一気に電力を供給することは、その後のバッテリー寿命を考慮すると得策とは言えません。
しかし、バイクバッテリーに対応する低電圧の充電器を常備しているガソリンスタンドは多いとは言えないため、バッテリー充電ができるかどうかは、事前に最寄りのガソリンスタンドに確認しておくと安心です。
セルフメンテナンスで充電、対処可能？
近くにバイクショップやバッテリーを充電できるガソリンスタンドがないという場合、自分で充電することでバッテリー上がりの対処が可能です。バイクバッテリーの充電は車や家庭用コンセント、モバイルバッテリーやスマートフォンからも行えるため、必要に応じてセルフメンテナンスを検討しましょう。
自宅でセルフ充電を行う場合、通販やホームセンターでバイクバッテリー用（12V対応）の充電器やジャンプスターターを購入します。充電器は使用しているバッテリータイプ（密閉型、開放型、シールド型、MF型、AGMタイプ、GELタイプ）に応じて選ぶことが望ましいですが、近年は全タイプに対応した充電器も多く流通しています。個人宅で使用するような簡易充電器の価格の目安は2,000円～5,000円です。
バイクショップならすぐに解決
「セルフメンテナンスできるか不安」「バイクの状態を詳しく見てもらいたい」という方は、バイクショップに充電を依頼しましょう。バッテリーの上がってしまったバイクを手で押して行くのが困難な場合、バイクからバッテリーを取り外して持ち込むことも可能です。ただし、放電具合によっては充電に時間がかかり、長いと10時間近く預けなければいけない場合があります。
また、万が一充電できないほど放電している場合、バッテリー交換を依頼しなければいけないため、車体もバイクショップへ持ち込む必要があります。工賃や費用、状態に不安がある場合は事前にバイクショップへ問い合わせ、以下の情報を伝えて相談しましょう。
自身のバイクやバッテリーに関する知識が少なくて困っていても、バイクショップなら、素早く解決策などのアドバイスを行ってくれます。
まとめ
本記事は、2019年3月26日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
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