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バイクのオイル交換に欠かせないドレインワッシャーとは?素材と再利用について

エンジンを傷めないために定期的に行う必要のある、バイクのオイル交換。バイクショップに依頼しても良いのですが、とても簡単な作業なので自分で交換する人も多いです。

そんなバイクのオイル交換で必須なのが、ドレインワッシャー。しかし、ドレインワッシャーとは何なのかを知らないという方も多いでしょう。そこで今回は、オイル交換に欠かせないドレインワッシャーとは何か、また素材の違いや、再利用は可能なのかどうかについてご説明します。

これからオイル交換をしようと考えている方は、是非参考にしてみてください。

オイル交換で注目されるワッシャーとは?

ワッシャーとは、ボルトやナットをはめるときに車体との間にはさむドーナツ型の部品。一般的にボルトの緩み防止や車体の損傷防止に使われていますが、バイクのオイル交換時に注目されるドレインワッシャーはそれらとは異なり、機密性を高めてオイル漏れを防ぐ役割があります。

オイル漏れが起こると、走行中に白煙がでたり、エンジンが上手くかからなくなったりしてしまいます。そのまま放って置いてオイルが少なくなると、エンジンオイルが高熱になり、エンジンが傷んでしまうことも。最悪の場合、エンジンの交換をしなければならない事態に陥ってしまうことから、ドレインワッシャーはとても大切な部品であるといえます。

銅とアルミ!ドレインワッシャーの素材の違い

銅とアルミ!ドレインワッシャーの素材の違い

ドレインワッシャーには、銅やアルミ、鉄や樹脂など異なる素材でできたものがあるので、購入の際は迷ってしまいがち。ここでは、使用されることの多い銅とアルミの違いをご紹介します。それぞれのメリット・デメリットも併せて、選ぶ際の参考にしてみてください。

ボルトやナットのトルクが高い数値でも利用可能=強度があるのが特長。最大のメリットは再利用しやすいことですが、1つ1つのコストは高いというデメリットがあります。

アルミ

強度がある銅に対し、強度がないのが特徴。この特徴が「潰れやすいので隙間が埋まりやすく、オイル漏れを防ぐ」というメリットになっている一方で、「締め付けすぎると壊れてしまう」というデメリットにもなっています。尚、再利用することはできません。

ワッシャーの再利用は可能なのか?

上述したように、銅のドレインワッシャーは再利用されることがありますが、原則として再利用は厳禁。

その都度、新しいものを使用することを想定して作られているので、そもそも潰れたり、外側を溶かして隙間を埋めたりする仕様になっています。再利用するとオイル漏れを引き起こしかねないので、オイル交換の際は必ず新しいドレインワッシャーを利用するようにしましょう。

まとめ

  • ドレインワッシャーは、オイル漏れを防ぐための重要な部品
  • 色々な素材のドレインワッシャーがあるので、自分の使い方に適した素材を選ぶことが大切
  • ワッシャーの再利用は原則厳禁

本記事は、2019年2月27日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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