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バイクプラグの種類とは?締め付け方や選び方をご紹介

バイクにとって欠かせない点火装置となるバイクプラグ。着火性能が高いものや耐久性を高めたものなど、プラグにも様々な種類があります。そんなプラグは小さな部品ですが、トラブルが起こると大きな事故にもつながってしまう恐れがあります。トラブルを防ぐためにも、プラグの種類や選び方、そして正しい締め付け方について説明していきます。

バイクプラグの種類とは?

バイクのプラグの性能を決める要素には、以下の3つがあります。

① 番手(熱価)

…数字が高いほど放熱性能が高いので「冷え型」、数字が低いものは「焼け型」と呼ばれる。

② 金属

…プラチナ、イリジウムなど

③ 形

…中心の電極に工夫をして燃費を向上させるなど

代表的なプラグの種類として、中心の電極を細くすることで着火性能をアップさせたイリジウムプラグや、外側の電極を複数(多極)にすることで電極の消耗を抑えた多極プラグがあります

バイクのプラグの選び方

では、実際にどのようなプラグがあり、何を基準にプラグを選べば良いのでしょうか。

基本的には、自分の使うバイクのエンジンの熱価に合わせるのがおすすめです。通常のエンジンに熱価が高すぎる冷え型のプラグを使用すると、燃焼温度が上がりきらず不完全燃焼の状態になってしまいます。今のプラグが適正かどうかを確かめるようにしましょう。また、プラグの熱価が適正であっても、ネジリーチや突き出し寸法が合っていないものを使うとエンジンの不調やトラブルの原因になることがあるので、注意が必要です。

プラグの締め付け方について

プラグの締め付け方について

プラグの締め付け不足も過剰な締め付けも事故の原因となります。適度なプラグの締め付け方について確認してみましょう。
締め付けの際に気をつけたいのは、プラグのネジ径に合った標準締め付けトルクを使うことです。
また、締め付けの回転角は新品の場合と再使用の場合で大きく異なることが多いので、最初と同じ感覚で締め付けを行わないよう気をつけましょう。

まとめ

  • バイクのプラグは熱価、使用する金属、形状によって性能に違いがある
  • プラグを選ぶときには、まず熱価、次にネジリーチや突き出し寸法が自分のバイクと合っているか確かめる
  • プラグの締め付けは不足していても過剰でも事故につながることがある
  • 締め付けの際はプラグのネジ径に合ったトルクを使うことと適正な回転角で締め付けを行うよう気をつける

今回はバイクのプラグの選び方や締め付け方について説明しました。小さな部品でも間違えた選び方やメンテナンスを怠ると事故につながってしまうことがあるので注意が必要です。

本記事は、2019年1月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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